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出かせぎの仕事おさめをした後は、渋谷まで。ル・シネマとシネマライズは火曜千円なので、『Ricky』を観てきました。序盤がゆったり気味だったのでうとうとしつつ、気づいたらリッキーのキュートさにやられていました。女の子もけなげでかわいかったです。 …

『ぼくのエリ 200歳の少女』*2

こちらの作品だけ見ようと思ったら満席だったので、レイトにしてもう一本見ることになりました。レイトも結果的に満席なのは、ひとつの劇場でしかやっていないということも原因でしょう。 一言でまとめるならば、アートの木下さんが好きそうな世界。先に見て…

『闇の列車、光の旅』*1

陽の光や服など鮮やかな色も目に焼き付いていますが、土っぽかったり湿気を感じたりして、全体的にザラッとした印象。 おいしいとこどり、と言うと悪い印象が先立ってしまいますが、ちょっとずつ色々なところから要素を持ってきて、それに現在のその国の事情…

『借りぐらしのアリエッティ』*2

見たい作品がたくさんありましたが、あまり頭を使わなくて楽しめるものを、ということでアリエッティを。ものすごく大きな事件が起こったり冒険があったりというわけではありませんでしたが、視点を少し変えるだけで日常の捉え方も変わってくることを思い出…

『イングロリアス・バスターズ』

やっぱり爆音を体感したい!ということで、吉祥寺まで。後になってあれもこれも見ておくべきだったと後悔していたので、思いついたままに劇場へ行って無事整理券を手に入れることができました。 結構長時間の作品だったのに、中だるみを感じることはなくテン…

『パーマネント野ばら』*3

原作も読まず、予告編も見た記憶をなくしていたので完全に何の情報もないまま見たのですが、それが良かったのかもしれません。レディースデーということもあって男の人の姿が見当たらず、作品自体も男の人にはちょっと伝わりにくいのではないかなという機微…

『The Anchorage 投錨地』

恵比寿映像祭で見逃した作品が爆音映画祭*1でやると知って鼻息荒く吉祥寺まで。人気作品だと朝から並ばないと見られないようでしたが、こちらは上映開始時間に来てもまだ座席はあったみたいでした。 爆音を聞ける環境にあってもこの作品は「静」の方に重きを…

『ボーイズ・オン・ザ・ラン』

『フローズン・リバー』*2

大盛況らしかったので1日に行って席があるかなと思い、見られなかった場合を鑑みて他の作品との兼ね合いを考えていたのですが、雪が降るという予報のせいか上映時間より少し前でもまだ座席に余裕がありました。この作品はシネマライズが直接買い付けたものだ…

『Dr.パルナサスの鏡』*3

俳優よりも監督の脳内を見てみたい、ということで多少の不安を抱えつつ地元シネコンへ。色々と事情があったという話があったとしても、俳優の使い分けは違和感ないもので、支離滅裂などさくさファンタジー具合がいかにも夢という感じでした。想像していたよ…

『かいじゅうたちのいるところ』*4

絵本を読んだことがなかったのでまっさらな状態で見ることができました。深読みしすぎる癖が出てきてしまったせいで、もっとこじれてもしかすると悲惨なことになるのかとひやひやしていたのですが、話としては至ってシンプルでした。話の内容ではありません…

『ミッシェル・ガン・エレファント "THEE MOVIE" 』*6

もっとスタイリッシュにした方がミッシェルらしいのかなと思いつつ、荒削りでむき出しのままの方が彼らの魅力がそのまま伝わってきて良かったのかもしれません。激しく動くフロアを微動だにせず、スクリーンと向きあって目に焼き付けてきました。ただのライ…

『意志の勝利』*7

どうしても見たかった作品だったので、モーニングショーという壁を乗り越えて行きました。案の定カクカクと頭が揺れて意識が朦朧としましたが、政治や時代的な要素があったとしても映像には芸術としての美しさが残っていて、現実のものなのに演出を感じるほ…

『アンヴィル!夢を諦めきれない男たち』*1

よく考えたら格好良くもなかったのかもしれませんが、しがみ続ける彼らの姿は光って見えました。うまくいかないことばかりで俺様仕様、いい歳して子どもっぽい喧嘩だってするのに続けてきたからこその意地が垣間見えて、悪あがきしてでも求められればどこへ…

どうしても見たかった作品をレイトで見てあわてて帰ってきたところなので、いろいろ悩みましたが結局は勢いで押し切ってしまいます。ということで、今年も「空中キャンプ」(id:zoot32)さんにて行っている「2009年の映画をふりかえる」に参加します。(2008…

『THIS IS IT』

同じ映画を劇場で二度見るのは久しぶりです。今回はIMAXシアターで座席もゆったり、位置的にも画面がちゃんと全部見えて音響的にもちょうど良いところで、どっぷりと体感することができました。映像の方はもとがそれほど高画質のものではないのでものすごく…

『ぼくら、20世紀の子供たち』

映画の日だったのではしごしようかとも思ったのですが、他の作品の上映時間を見ると上手くかみ合わなかったので、おとなしく目的のものだけ見ることにしました。サービスデーということもあってまたしても階段に座る人もいるぐらいの盛況ぶり。 予告編やチラ…

『ひとりで生きる』

よりによってこの日にこのタイトルの作品を見るだなんて、人生の行く末を示唆しているようですが、見たくてたまらなかったものなので気にしません。ソフト化されないので上映をずっとずっと待っていたものだったので、やっと見られて大満足です。 前作のよう…

『犬と猫と人間と』*2

伊集院さんの影響で見に行ったわけではありません、ということを無駄に主張しておきます。ユーロスペースに割といくのでそこの予告編で気になっていた作品で、ひっそりとやりそうなので同じようにひっそりと見に行こうと思っていたら、伊集院さん効果なのか…

『THIS IS IT』*3

マイケル好きでもそうでなくても、とにかく評判がものすごく良いので、ラウンドアップに行けない代わりに区切りがついてからレイトショーを見ることにしました。 もともとドキュメンタリーものが好きということもあって、最初のダンサーのインタビューから来…

『母なる証明』*2

見終わってすぐにつぶやいたことの重複となりますが、見てしあわせな気分になったりする後味の良い作品ではないのに、描かれいたのはまぎれもなく「人間」で、だからこそ重くのしかかってくるものがありました。どんよりするのであまり人にすすめられる種類…

『或る音楽』*3

いろいろとしわ寄せが来ていても絶対に見る、何があっても見る、目がスクリーンを拒絶したとしても音だけ聞く! というかたい決心のもと、吉祥寺を迷いながら何とか劇場へとたどり着けました。 昨年アンコールさえ間に合わず悔し泣きをしたコンサートの様子…

『空気人形』*4

映画を先に見ないとサントラが聞けない! 早く見たい! と強く思って近所のシネコンまで。疲れぎみだったので大丈夫か心配だったのですが、集中が途切れることはなく、ずっとスクリーンに、スクリーンの向こうに釘付けでした。 今までの是枝さんの作品のよう…

『プール』*1

ストーリーや人と人との関係性を描いたものではあったのですが、映画を見たというより疑似旅行をした感覚の方が強かったです。うつくしい風景がお飾りにならないのは、絶えず自然の音が流れているからで、虫や鳥、風のそよぐ音まで聞こえてきました。 伽奈さ…

『しんぼる』*2

予告編から、もっと無茶していたような印象を受けたのですが、思っていたより本編はちゃんとしていました。あまり内容には触れませんが閉じます。でも閉じる前に壮大なネタバレをします。クリック証券のCMをやっていたのはこの作品の協賛会社だったからなの…

予告編の途中から入場して、落ち着いてスクリーンに向き合って衝撃を受けました。カネフスキー特集上映!*1 これだからユーロスペースは好きです。 四年前のオープン記念上映で『動くな、死ね、甦れ!』はめでたくスクリーンで見られたのですが、その続編で…

『九月に降る風』*3

サービスデーなので他の作品も見たかったのですが、上映に間に合いそうだったためダッシュしてユーロスペースまで。思春期もの×群像劇とあって、その組み合わせだけでも好みに違いないのに、描き方も私好みのものだったのでたいへん満足でした。タイトルも印…

『屋根裏のポムネンカ』*4

前日がデジタル、そして今回はアナログなある意味ファンタジーの世界。本当ならレイトの『イジー・バルタ短篇集』とつないではしごしたかったのですが、上映が先週までだったので、キェシロフスキの特集上映の誘惑に耐えながらこの一作品をたっぷりと味わい…

『サマーウォーズ』*5

八月のうちに見ておきたかったので何とか間に合いました。絶対に内容を耳にしないようにと完全シャットアウトしていたので、家族愛がテーマだという情報以外知らずに済みました。 同じような人がいそうなので、ネタバレはありませんが閉じます。ちなみに公式…

今年もスターライトシネマ*1を実施するようなので、暑さに耐えられるような夜はいそいそと足を運びたいです。 7/17 fri 〜8/9 sun start: 18:45〜 恵比寿ガーデンプレイス センター広場 7/17 『間宮兄弟』 7/18 『恋愛睡眠のすすめ』 7/19 『マルタのやさし…