『ぼくら、20世紀の子供たち』

映画の日だったのではしごしようかとも思ったのですが、他の作品の上映時間を見ると上手くかみ合わなかったので、おとなしく目的のものだけ見ることにしました。サービスデーということもあってまたしても階段に座る人もいるぐらいの盛況ぶり。
予告編やチラシなどから、もっと二人に焦点が当たっているのかと思いきや、たくさんの子供たちにカメラを向けて質問を投げかけていて、まるで科白のように格好良い言葉を吐く子もいてハッとしてしまいました。撮っていたのは世紀末頃で、ギャングか何かのグループの中でえらい位置にいるらしき男の子が今の時代について聞かれていて、「千年の秋だから」と返していたところで画面に釘付け。
カラーの映像に最初はなぜだか戸惑ってしまいましたが、ドキュメンタリーものは好きなのでぐいぐい引き込まれてしまいました。この作品もソフト化して、いっそのことボックスにしてしまえば良いのに。