2008-04-01から1ヶ月間の記事一覧

フジの日割り*1を確認してみたら、金曜が、金曜が、休めない金曜が、とがっくり肩を落としました。 *1:http://www.fujirockfestival.com/artist/

近藤史恵「ふたつめの月」

既視感があって、しばらく読み進めるうちにどうやらこれは何かのつづきものらしいということに気がついたのですが、今になってようやく「賢者はベンチで思索する」の続編だと知りました。誰の身にも降りかかるような事件で、理不尽でありながらも受け入れる…

倉橋ヨエコ「ただいま」

ライブをまだ一度も見る事ができていないのに廃業してしまうなんて残念です。出来たら最後のライブに行きたいなあとぼんやり予定を手繰りながら、久しぶりに彼女の歌声に耳を傾けてみました。何度聞いてみても「楯」の曲にぞくりとしてしまって、彼女の歌、…

ひたむきに、というような気取った表現ではなくがむしゃらになりたくて、犬を連れて全速力で走ることにしました。フォームなんて気にしないでなりふりかまわず走る走る。意外にも体力はもって犬が先に息切れを起こし、坂道を駆け下って一息つくと汗がだらだ…

渋谷の日はユーロスペースで上手くいけばはしごしようと思っていたのですが、目の調子が芳しくない上昨日の無意味な夜更かしがたたってしまったため、すごすごと電車に乗りました。今やっておかねばならないこと、やっておかなければ絶対に後悔することがあ…

「キラリン☆ポップで切ないの!」を通して聞いてみて、聞きすぎて冗長さがにじみでてしまって、しまったキラキラしすぎるとお腹いっぱいに!という当たり前のことに今さら気がつきました。胃がむかむかする甘さも抱えながら、この間にあの曲を入れたいなあ、…

ふと見ると犬の首にピンク色の布が巻いてあってよく見るとスナフキンよろしくバンダナでした。あまりに居たたまれなくなってひきちぎる、のは我慢してむしりとってから久しぶりの散歩へ。肌寒いのか暖かいのかわからない陽気のもと、耳に流れてくる音楽でバ…

てんやわんやがもうとんやわんや。オギーナイトオギッポンのMCオギーの歌が頭の中をぐるぐると回りながら、落ち着いたと思ったら今度はゴムだんの謎へと意識が向かってしまって、「メリーさんのひつじ」なのにどうして歌う時は「メーリさんのひつじ」なのだ…

ゴムとびという呼び方の方が一般的らしい、ゴムだんのことが気になって気になってたまらなくなった末、やりたくなってしまいました。そして記憶を手繰って一段から順々に思い出していこうとしたのですが、六段が何の歌だったのかがわからなくてもどかしくな…

TOWA TEI「FLASH」

つい最近聞いたばかりのような気がしてたどってみたら、どうやら一年前のことでした。一人なのに一人ではない、一人上手な一週間の締めはテイテイの人にして、久しぶりとは感じないぐらい馴染み深い音たちだったので、またしばらくたってから聞いたとしても…

中島京子「桐畑家の縁談」

年代的に当てはまるのでちくちくとした痛みを感じたり頷いたりしつつ、おじさんのことが気になってしまって、実写家されるとしたら誰がやるのかと考えてしまいました。

鈴木亜美「DOLCE」

鈴木さんはどんなアレンジを加えられてもやっぱり鈴木さん、ではなく中田さんのパワーは相当なもののようで、バラバラにされて再構築された歌声は鈴木さんらしさを持ちつつも中田さんらしさたっぷりの電子音となっていました。誰かわからず聞いてもすぐにわ…

忘れもの。チケット代払い込み。ツタヤでレンタル。

朝刊をぱらぱらとめくっていたら学力テストの問題が掲載されていて、国語の問題に「全然」という単語の使い方についての文がありました。そこから昨日切符を手にした時に感じたことを思い出してしばし感傷にひたってしまいました。 きっぷ、キップ、切符、そ…

『パラノイドパーク』*1

やっと会えたスクリーン! と久しぶりの劇場に興奮、そして久しぶりにシネセゾンに来たら全席指定となっていました。 内容についてはあまり触れませんが、音楽がとてもおっしゃれーな感じになっていて、サントラを聞いてみたくなりました。映像もざらざらの…

あさのあつこ「ありふれた風景画」

あさのさんの描くきりっとした女の子を見るといつも思い出す女の子がいます。自分のことを「あたし」と言う後輩キャラの彼女は基本敬語なので、時々タメ口が出るとドキッとします。そんな彼女のことを思い出しつつ、ジャンルとしてはいわゆる百合ものとくく…

島本理生「あなたの呼吸が止まるまで」

島本さんの作品はどことなく陰鬱なところがあって、そのわだかまりを丁寧に描いているのでどんよりするところが好みに重なるかな、と思ってはいるのですが、そのどんよりのさじ加減が足りていないのか足りすぎているのか、首をかしげてしまいました。明確な…

オムニバス「本からはじまる物語」

設定が多少かぶったりしていても、それぞれに書く人の味が出ていました。短くてもきっちりドラマを盛り込んでいる人もいたり、ゆるい日常の一コマを描いている人もいたり、頭の中のどこかにある世界について語っている人もいたり、楽しみ方もそれぞれ。犬よ…

浜崎あゆみ「ayu-mi-x 6 -SILVER-」

今週は一人かと思いきや一人ではない音楽続きとなってしまいそうです。リミックスに名を連ねる人たちに反応してしまって聞くのを楽しみにしすぎてしまったせいか、それとももともとの曲の持つ性質のせいか、全体的に似たような印象を受けてしまったのがちょ…

忘れもの。定期入れ。

起きそびれて大慌て、慌てすぎて自転車を必死でこぎ、必死でこぎすぎて目を引ん剥いて、引ん剥きすぎて瞳に虫が入り込んで、虫が入り込んだのは春だからで、春だから起きそびれたわけで、春だから道路に高校生が連なっているわけで、連なっているからよける…

細野晴臣「STRANGE SONG BOOK-Tribute to Haruomi Hosono 2」

ナウシカの音が聞きたくなったこともあって一枚目。聞きなれたものも初めて聞くものも身構える必要はなくて、春が来てしまったこの季節にも似合っていました。

昨年末に危うく手袋を盗まれそうになったタヌキに全て化かされているのではないか、と近頃よく思うようになったのは、現実逃避をしたいがためなのかもしれません。けれどとりあえず明日で一息つけるので、時間があれば水曜に映画、そして渋谷の日こと4月28日…

Fantastic Plastic Machine「Sound Concierge JAPAN “Japanese Lyric Dance”」

対称の人たちの音源を入れっぱなしだというのに、うずうずしてこちらを先に聞いてしまいました。ずるい!としか言いようのない、求めているポップなところをぐいっと突かれてしまって、あまりの悔しさに「ひとつひとつ」ではなく「いちいち」と言ってやりた…

入場時にフリーマガジンの「ロックンロールタイムズ」が配布されたのですが、帰りの電車で広げたらスライマングースの写真に不意打ち! リリーさん単体はそれほど、という気があったのですが、永積さんとの対談において頷いてしまうところがあったのでメモし…

ザンジバルナイト in 野音

理想の過ごし方としては、リハの音を聞きながら日比谷の図書館で作業かノルマが終わっていればペーパーショウ、イベント後はレイトショーという流れだったのですが、まったくもって終わる気配がなかったため野音へ行って帰っただけになってしまいました。け…

pupa Live '08 Preparation 〜Before Floating〜 6/2 mon LIQUIDROOM open 18:00 / start 19:00 adv / door ¥6,000 LINEUP pupa(高橋幸宏 / 原田知世 / 高野寛 / 高田漣 / 堀江博久 / 権藤知彦) opening act:有り リキッドの先行*1がまだ受付中なので、…

へっとへとのべっこべこでばっきばきで、ザンジバールのために片しておこうというものの半分も済ませられませんでした。

集中が恐ろしいほどに散漫してしまい、集中力散漫という言葉から、集中が三万だったら買ってしまうかもしれないなあ、とモチベーションがちっとも上がらない、くだらないことまで考え始めてしまいました。 雨が上がりぎみの夜道をとぼとぼと歩いていたら、皮…

SAKEROCK「songs of instrumental」

人知れず、深呼吸をして大きなのびをしたくなりました。力みのない音たちはきらめきをまぶされていて、凝った肩をほぐしてくれるようで、時折聞こえる永積さんの歌声も適度にゆるやかで心地良かったです。けれどライブの方がもっと素敵に見えたので、余計に…