朝刊をぱらぱらとめくっていたら学力テストの問題が掲載されていて、国語の問題に「全然」という単語の使い方についての文がありました。そこから昨日切符を手にした時に感じたことを思い出してしばし感傷にひたってしまいました。
きっぷ、キップ、切符、そう遠くないうちにこの存在がなくなってしまって、そこから派生して出来た言葉もなくなっていくのでしょう。キセルという単語も本来の意味でしか残らなくなって、切符のキセルという意味は静かに失われていって、死語とさえ呼ばれない存在が葬られていく様を思うと切なくなりました。