Fantastic Plastic Machine「Sound Concierge JAPAN “Japanese Lyric Dance”」

Sound Concierge JAPAN“Japanese Lyric Dance”
対称の人たちの音源を入れっぱなしだというのに、うずうずしてこちらを先に聞いてしまいました。ずるい!としか言いようのない、求めているポップなところをぐいっと突かれてしまって、あまりの悔しさに「ひとつひとつ」ではなく「いちいち」と言ってやりたいほど反応してしまいました。曲のつなぎにいちいちドキドキさせられて、ずるい、このつなぎはずるい、イベントやったらこのCDをそのまま流して自分の手柄にしてしまいたい、なんてことまで考えてしまう始末。極上のポップラインナップ、という単語も思い浮かんだのですが、上質という意味からはすこしずれていて、女の子が口にする、ひらがなの「ごくじょう」という甘みに近かったです。「Honeycom.ware」の終わりに流れてきたぽこぽことした水音、そこから続く「Drop」。さらにはピチカートの次にお口さんで、さらにさらに「美しく燃える森」だなんて! 興奮してしまって、作業しながらも慣れるまでは頭が持ち上げられてしまって気分が上昇するどころか別のところへ意識が持っていかれてしまいました。