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ことばの食卓 (ちくま文庫)作者: 武田百合子,野中ユリ出版社/メーカー: 筑摩書房発売日: 1991/08/01メディア: 文庫購入: 12人 クリック: 55回この商品を含むブログ (99件) を見る「た」 なかなか見つからなくて放っておいた「せ」と「そ」が抜けていることを…

薔薇の鬼ごっこ (河出文庫)作者: 末永直海出版社/メーカー: 河出書房新社発売日: 1999/07/01メディア: 文庫 クリック: 1回この商品を含むブログ (1件) を見る「す」 まったくもって昔の作品ではありませんが、見つからなかったので暫定的に。何の予備知識も…

狐のだんぶくろ―わたしの少年時代 (河出文庫)作者: 澁澤龍彦出版社/メーカー: 河出書房新社発売日: 1997/02メディア: 文庫購入: 1人 クリック: 2回この商品を含むブログ (7件) を見る「し」 志賀さんも借りているので、暫定的に50音。渋澤さんのことは名前ぐ…

暗い青春/魔の退屈 (角川文庫 緑 100-1)作者: 坂口安吾出版社/メーカー: KADOKAWA発売日: 1970/09メディア: 文庫 クリック: 2回この商品を含むブログ (6件) を見る「さ」 「白痴」など有名作品を読みたかったのですが家にずっと眠ったままだったりするので、…

動物のぞき作者: 幸田文出版社/メーカー: 新潮社発売日: 1994/06メディア: 単行本この商品を含むブログ (1件) を見る「こ」 文庫版もあったのですが、装丁の綺麗さに単行本を思わず手に取ってしまいました。緑色の細かい葉がいくつもあって、糸のしおりの色…

ポポイ (新潮文庫)作者: 倉橋由美子出版社/メーカー: 新潮社発売日: 1991/04メディア: 文庫 クリック: 7回この商品を含むブログ (24件) を見る「く」 どちらかと言えば倉橋さんは一週目の[50]に入れるべきなのですが、読もうと思っていた独歩さんが一つも置…

未葬の時 (講談社文芸文庫)作者: 桐山襲出版社/メーカー: 講談社発売日: 1999/11メディア: 文庫 クリック: 3回この商品を含むブログ (2件) を見る「き」 団塊の世代の方々が青春していた時のようにたくさんの単語を操れるわけでも、哲学的で思索的でいられる…

みずうみ (新潮文庫)作者: 川端康成出版社/メーカー: 新潮社発売日: 1960/12/25メディア: 文庫購入: 2人 クリック: 28回この商品を含むブログ (34件) を見る「か」 有名作品を読もうと思っていたのですが、貸し出し中なのか置いていなかったので裏表紙のあら…

旅の誘い 大佛次郎随筆集 (講談社文芸文庫)作者: 大佛次郎出版社/メーカー: 講談社発売日: 2002/10/10メディア: 文庫この商品を含むブログ (4件) を見る「お」 本当は小説の方を読みたかったのですが、あいにくと図書館にはシリーズものしか置いていなかった…

海と毒薬 (角川文庫)作者: 遠藤周作,駒井哲郎出版社/メーカー: 角川書店発売日: 2004/06/25メディア: 文庫 クリック: 8回この商品を含むブログ (28件) を見る「え」 面白かった、と言うと語弊があるかもしれませんが、想像していたよりも読みやすくさまざま…

私は夢を見るのが上手 (中公文庫)作者: 宇野千代出版社/メーカー: 中央公論社発売日: 1996/09メディア: 文庫この商品を含むブログ (2件) を見る「う」 宇野千代さんの作品を好きな子がいても、その時の私の知識といったら、コジコジに出てきた命の母Aと彼女…

高野聖 (集英社文庫)作者: 泉鏡花出版社/メーカー: 集英社発売日: 1992/12/01メディア: 文庫購入: 4人 クリック: 75回この商品を含むブログ (17件) を見る「い」 気取ってばかりで小難しそうという先入観のもとに読み進めてはみたのですが、結果的に彼の文学…

小さき者へ・生れ出づる悩み (新潮文庫)作者: 有島武郎出版社/メーカー: 新潮社発売日: 2003/03メディア: 文庫購入: 2人 クリック: 12回この商品を含むブログ (22件) を見る「あ」 芥川さんはいくつか読んでいたので、「惜しみなく愛は奪う」を読み止しのま…

死なないでいる理由作者: 鷲田清一出版社/メーカー: 小学館発売日: 2002/04メディア: 単行本購入: 1人 クリック: 13回この商品を含むブログ (10件) を見る「わ」 哲学的な要素を織り交ぜつつ現在のことについても論じていて、専門用語に頼らずわかりやすい言…

人間動物園作者: 連城三紀彦出版社/メーカー: 双葉社発売日: 2002/04メディア: 単行本購入: 1人 クリック: 6回この商品を含むブログ (9件) を見る「れ」 本来ならば「る」だったのですが、どれだけ探しても国内作家さんで「る」に当たる人物がいなかったので…

Tokyo Real作者: RYU出版社/メーカー: 集英社発売日: 2006/04メディア: 単行本 クリック: 11回この商品を含むブログ (7件) を見る「り」 あれ、代表作に「DEEP LOVE」と書いてあるはずではなかったか、という疑問が解決したのは読み終わってからしばらくして…

火星の魔術師 (探偵クラブ)作者: 蘭郁二郎出版社/メーカー: 国書刊行会発売日: 1993/07/01メディア: 単行本この商品を含むブログ (3件) を見る「ら」 いくつか作品が収録されていて、後ろにいくほど科学的な要素が強くなっていくのですが、一番最初の「夢鬼…

針がとぶ Goodbye Porkpie Hat作者: 吉田篤弘出版社/メーカー: 新潮社発売日: 2003/12/19メディア: 単行本購入: 1人 クリック: 10回この商品を含むブログ (46件) を見る「よ」 まるで翻訳されたものを読んでいるかのよう。異国の言葉が日本語へと変換された…

22歳、季節がひとつ過ぎてゆく (幻冬舎文庫)作者: 唯川恵出版社/メーカー: 幻冬舎発売日: 1998/04/01メディア: 文庫この商品を含むブログ (5件) を見る「ゆ」 いかにも女の人らしい文章だったら苦手かもしれない、ということで避けていたのでたぶん唯川さん…

リアル鬼ごっこ (幻冬舎文庫)作者: 山田悠介出版社/メーカー: 幻冬舎発売日: 2004/04/10メディア: 文庫購入: 1人 クリック: 125回この商品を含むブログ (257件) を見る「や」 様々な意味合いにおいて楽しみだった作品、それなのに気がついたときにはもう手遅…

いつかパラソルの下で作者: 森絵都出版社/メーカー: 角川書店発売日: 2005/04/26メディア: 単行本 クリック: 2回この商品を含むブログ (161件) を見る「も」 児童文学をたくさん書いている作家さんなのでやわらかでやさしくて影も適度に調整してあるのだろう…

風音―The Crying Wind作者: 目取真俊出版社/メーカー: リトルモア発売日: 2004/06/01メディア: 単行本購入: 1人 クリック: 7回この商品を含むブログ (5件) を見る「め」 「め」の作家さんがほとんどいなかったので、装丁で一番さわやかそうだったこの作品を…

贄沢貧乏のマリア作者: 群ようこ出版社/メーカー: 角川書店発売日: 1996/04メディア: 単行本 クリック: 2回この商品を含むブログ (3件) を見る「む」 かなり有名な人なので名前は良く見たものの確か読んだことはなかったので森茉莉さんの作品を我慢しながら…

となり町戦争作者: 三崎亜記出版社/メーカー: 集英社発売日: 2005/01/05メディア: 単行本購入: 2人 クリック: 36回この商品を含むブログ (490件) を見る「み」 ずっと読みたかった作品で、50音を始めた時に「み」と「や」は誰の何を読むかを決めていました。…

花腐し作者: 松浦寿輝出版社/メーカー: 講談社発売日: 2000/07メディア: 単行本購入: 2人 クリック: 4回この商品を含むブログ (13件) を見る「ま」 文庫版も出ているみたいですが、装丁にひかれて手にとったので所有しておくとしたらハードカバーの方を選ぶ…

虹とクロエの物語作者: 星野智幸出版社/メーカー: 河出書房新社発売日: 2006/01/06メディア: 単行本購入: 1人 クリック: 6回この商品を含むブログ (38件) を見る「ほ」 名前だけしか聞いたことがなくて、きちんと読んでみたかった星野さん。ちょっと変わって…

眠り島作者: 別役実出版社/メーカー: 白水社発売日: 1992/01メディア: 単行本この商品を含むブログ (1件) を見る「へ」 お芝居はセーフということで。以前空飛ぶ雲の上団十郎一座で彼の担当する部分の作品を見た時に唖然としながらも笑ってしまったので、ど…

さだめ作者: 藤沢周出版社/メーカー: 河出書房新社発売日: 2000/09メディア: 単行本 クリック: 1回この商品を含むブログ (2件) を見る「ふ」 「ブエノスアイレス午前零時」とどちらにしようか迷った末、ジャケットで選択。AVのスカウトマンと、最後までつか…

月とアルマジロ作者: 樋口直哉出版社/メーカー: 講談社発売日: 2006/03メディア: 単行本 クリック: 6回この商品を含むブログ (21件) を見る「ひ」 これもモラトリアム系で、現代の若者について同世代の視点からリアルさをもって描いている作品、とでも評され…

宇宙でいちばんあかるい屋根作者: 野中ともそ出版社/メーカー: ポプラ社発売日: 2003/11メディア: 単行本 クリック: 3回この商品を含むブログ (18件) を見る「の」 児童文学というくくりに入るのかもしれませんが、さほど違和感なく読みすすめられました。ど…