2008-01-01から1年間の記事一覧

あれこれとこんがらがって頭が使えなくなってきているせいか、月の明るさがやけに気になりました。

Small Circle of Friends「93BEST97.」

新譜の試聴をしようと思っていたのにすっかり忘れていたことに今さら気づいたので、昔の曲でごまかすことにしました。歌がとても上手というわけでもラップのテクニックがものすごいというわけでもないのに中毒性があるのは、親近感がわくからなのでしょうか…

劇場へ行きたくても行けずじまい。

LOCAL SOUND STYLE「Doing It For The Kids」

さわやかギターポップ? かと思いきや切なさも持ち合わせていて、フレーズだけ引き抜いたら反応してしまいそうな音もありつつ、影があってもありすぎないのは英語だからなのかもしれません。様々な要素があるということは、とっちらかってしまっているという…

昨日に引き続いてYMCK。軽快な音だけでこんなにもとっつきやすいなんて、と感じるのはファミコン世代だからなのかもしれません。新しさよりも懐かしさを覚えて、女の子の歌声でよりいっそう身軽さを感じました。

月曜から早くもしわよせ。先日書き出してみたスケジュールの詳細を改めてみたら、明らかに自分のキャパを超えていて、これで年を無事越せるのか心配になってきました。 現実逃避でしばらく把握していなかったアロウズの情報を見てみると、教えてもらった弾き…

誉田哲也「疾風ガール」

才能のある女の子のギタリストと彼女をスカウトする芸能プロの元バンドマン、と導入部だけ見ると割とよくあるサクセスストーリーかなと思えるのですが、ちょっとした事件が起こって「あれ?」と方向が少し違ったところへ行っていたのが興味深かったです。ご…

YMCK「ファミリージェネシス」

臨月の友人と決まらない名前と止まらないケーキと見たくない紙様。

寒くなればなるほど冴えていく月と、それに心奪われてついつい上向き加減で自転車をこいで柱に追突しそうになる自分。

しわよせがあったとしても昨日でなくて良かったと思うことでやりきれた、花にならない金曜日。

岡崎勝「がっこう百科」

実際の学校のことが描かれていてもコラムというかこういう風ですよー、と楽しませるような感じだったので読みものとしてとらえていたのですが、連絡帳の書き方や学校への連絡の仕方などがあったので、現実として子どもを持つ親が教科書のように読む場合もあ…

永井するみ「グラニテ」

母親とその子どもが同じ人物を愛してしまう、とそれだけだとドロドロの愛憎を思い浮かべてしまいますが、実際はどうあれ描写としては核心を描かずさらりとしているような印象がありました。キーとなる映画の映像、演技については艶を出すことの難しさも感じ…

余韻に引きずられないようにデジタルなキツネさんを今日もぐるぐる。

PaperBagLunchbox presents「メロウゴーラウンド vol.4」

どうなってしまうのか当日、その瞬間までわかりませんでした。とりあえずしわよせが来なかったため七時前に到着するとフロアでは恒松さんがDJ中で、個人のものやPBLの曲をリミックスしたものを流していました。適度な電子音で耳触りの良いものが多かったので…

「Kitsune Tabloid」

原曲を知っているのも知らないのも楽しめて、これって誰の曲だったっけと考え込んでいるうちに次へと移っているのでもう一度聞く羽目に。電子音でまぶされていて、キラキラとはいかないまでもポップで跳ねる音にどれもとっつきやすさがありました。

少しずつはじまった紙様のおまつりにまずは肩ならし。

宮下奈都「スコーレNo.4」

選ばれた感じがありながらも、妹という比べられる対象がいるため葛藤があって現実感がありました。引き込まれつつ、いやいや冷静にならなければという気持ちになって、アンバランスなところが良かったです。

apnea「Another Nights,another sights」

どういう経緯で聞いてみようと思ったのかは忘れてしまったのですが、切実さを交えた歌声に軽すぎず重すぎないバンドサウンドがあって、さらりと流れていきました。

一日なので映画に行こうと思っていたのに我が瞳ちゃんが「ダメ!」と拒否してしまったため、劇場欲を抑える羽目に。そろそろ空中キャンプの企画が始まるのでいくつか年内に見ておきたい作品もあって、でもそれまでに見られる自信がありません。

avengers in sci-fi「SCIENCE ROCK」

なんだかんだで結局ひと月ぐらい聞くのが遅れてしまいましたが、発売されて時間が経っているというのに久しぶりに行った渋谷タワレコでがんがんにプッシュされていて驚くほどでした。曲はライブで聞いたことのあるものも含まれていたのですんなりと入ってき…

てんやわんや。持つべきものは友だと感じるのが今年何回目かもうわからないほど。

pupa Live Tour 2008 "floating 6 pupas"

覚書。色っぽかった細野さんのベース。生のドラムだとやっぱり胸に来る高橋さん。小悪魔さが止まらない原田さん。やっぱり甘ったるい歌声の高野さん。コーラスもきれいにはまっていた高田さん。一番ラボみたいだと感じたスペースはその奥と迷いながらも堀江…

少しのため息をはき出して、その目の前には紙様。音は不安定に、映像も思考も嗜好さえもブレたままに、また一つ積み重なっていきました。

CINRA presents「exPoP!!!!! vol.20」

設置されてから通るのは初めてだったので、歩きながら見ていたらそのまま縫いとめられるかのように動きが止まってしまいました。この引力は何なのだろうというほどの強いエネルギーがあって、真正面からだと受け止めきれないかもしれない、でもしっかりと向…

「シャキーン スペシャル アルバム」

番組は時々見る程度なのですが、「るるるの歌」の魔力はものすごいです。滑稽さがあるにしろ、これを小さいころに見ていたらトラウマの種となっていたかもしれません。不気味! 歌とともに映像もくっきりと頭の中に焼きつけられていて、エンドレスで流れてい…

しわよせのしわよせ。

nhhmbase「波紋クロス」

音源を聞くのは初めてだったので、歌声が予想と違っていて少し面食らってしまいました。哀愁があるというかちょっと色気のある声と、それが乗せられる音は激しすぎずおとなしすぎず、一度ライブを見てみたいなと思わせてくれるものでした。

しわよせが少しずつ。

佐藤多佳子「一瞬の風になれ 第三部」

元気があったら一日で全部読んでしまうほど、ぐいぐいぐいと引きつけられてのめりこんでしまいました。陸上という私にとってあまり馴染みのないスポーツでも自然とその様子を頭の中でイメージできて、映像が必要な場面でも自分の中で勝手に展開を追っていま…