2008-05-01から1ヶ月間の記事一覧

世界をどう見ていたのか時々わからなくなるぐらい焦点が合わなくなって、ライブに行きたくても集中できなさそうだったためおとなしく目を閉じました。

小倉さんがキマグレンを紹介していて「!」状態に。

平安寿子「パートタイム・パートナー」

軽々としながらも酸っぱさを含んでいるので甘すぎず、微笑ましい気分だけではなく読むことができました。はじまりの部分に重点があるようなので、もう少しデート屋が軌道に乗ってからのトラブルを見てみたくもなりました。

ANATAKIKOU「YELLOW MATADOR」

音に合わせて上半身を左右に揺らしたくなる、哀愁を織り込んだおかしなストーリーのようでした。聞いていてホッとするのに切なくもなって、ちらっと陽がかげった時に見えるものの描き方についつい気を引かれてしまうようです。

世界を回してしまったせいで目が回ってしまったのか調子が芳しくないのですが、一度は奇跡なのでまだ夢は見ないことにします。お口さんの南波さん脱退ニュースを知って口もあんぐり、明日のライブ行けないかもしれないのでぐったり。

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ジャン・モラ「ジャック・デロシュの日記」

最初のうちは翻訳独特の文章に引きずられる部分があったのですが、気づけばどんどんとストーリーにのめりこんでしまいました。今と昔が交錯しながらも、重なる映像として体型が出てきて、これは映画化して欲しいなあ、と脳内では再現化しきれないもどかしさ…

Q;indivi「ivy;」

もったいつけてとっておいたアルバムを青天に合わせて流してみたら、キラキラの粒子が舞ってきて大変なことに。i-depっぽいなあと思って画面を見たらi-depがアレンジしていたりして、くるくるまわる女の子が現れては消えていきました。何度も時めかされたせ…

ぎゅうぎゅうかと思いきや意外に上手く行って、散漫しそうな集中を集めて焦点を合わせました。

平山瑞穂「プロトコル」

ドラマとしてきっちりストーリーが展開していくのでドキドキハラハラしながらページをめくってしまいました。主人公の女の子の生真面目な描写が可笑しくて、その思考をたどっていくのも楽しかったです。コメディー色もあるので、こじゃれた映像を挟みつつ実…

セカイイチ「今日あの橋の向こうまで」

昔のものだから当たり前なのですが、ライブで聞いた時と違った印象を受けました。音源だとクリアー、でも実際はもう少し湿度のある声をしていて、年をとった分色気も出てきているのだなあと耳をすませました。次にライブへ行く時は、きちんと曲を認識してお…

ライジングサンの第三弾発表に、フラカンの「深夜高速」を深夜に聞けたら号泣してしまうかもしれない、などと物思いにふけってしまいました。

ありがたくないものの筋肉痛が起きることによって、どこを動かしたのかよくわかりました。十分にも満たない運動なのにこんなにも痛くなるものかと驚いたのですが、考えてみれば自分の全体重を引っ張ったりしたので当然の報いでした。やはり腕と肩が中心で、…

ゆぅ「小さな約束」

少し前の少女漫画をノベライズ化したかのような内容で、非常にわかりやすく慣れている人ならば五分程度で読み終えてしまうものでした。展開も思った通りに進んでいって、設定も女子高生とお兄ちゃんと呼ぶ幼馴染の格好良い男の子と、同居とすれ違いとそこか…

NONA REEVES「DAYDREAM PARK」

ノーナの郷太さんがアロウズをプロデュースすると知った時はひゃっほいと叫びたくなったものでした。そしてその勢いがずっと続いたまま、どんな曲に仕上がっているのだろうかとノーナの方を聞きながらすっかり上機嫌になっていたのですが、鈍感モードにして…

左目の調子は悪いまま、世界のバランスも崩れたまま、良い目薬が欲しいです。

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荷物を出すついでに、密かに見つけておいた公園で久しぶりの逆上がりチャレンジ。人通りが少ない住宅街の中にあって立地的には最高なのですが、鉄棒の高さが少し低めに設定されていたことが仇となったのかもしれません。逆手はきついので順手で挑戦、一回目…

碓井真史「少女はなぜ逃げなかったか」

社会的に切り取るのではなく、内側に対して慈愛でくるむような視点でした。逃げなかったのではなく逃げられなかった、核心は突いていませんがぐるりとまわりを優しく説明してくれました。ここ数年でまた事情が変わってきているので、続きが出るとしたらどん…

COLTEMONIKHA「COLTEMONIKHA2」

誰が誰だかよくわからないまま選んでみたら、電子でポップでキュートで甘くて切ない音。中田さんっぽいなあと思って聞いていたら、実際に中田さんでした。同傾向のものばかり聞いていると胸焼けを起こしてしまうかもと思っていたのですが、同じ人が作ってい…

寒くなっても息が冷たくなるほどではなかったので、白い煙を出せず残念でした。けれどむき出しの手はかじかむ手前までいったので、気温に呼ばれて久しぶりにアートを作業音に選びました。透徹な世界に耳を傾けながら、知恵熱出そうになるところをパンでおさ…

作業音にはDE DE MOUSEもろもろ。頭かきむしりながら、時給に換算してはいけないしてはいけない、と意識を別のところへと飛ばしました。

おっちょこちょっている場合ではなく左目を酷使して疲れ気味、蒸気でアイマスクをして沈静化をはかりました。

末永直海「デパ地下★ガール」

変に小難しいテーマを入れずテンションで乗り切っているので、頭すっからかんにして読めてました。ここまで一貫して突き抜けているといっそすがすがしくて、主人公のちょっと抜けたキャラも愛らしかったです。

iLL「Dead Wonderland」

声質というよりも歌い方が似ているのか、ペリのタカハシさんを連想してしまいました。やさしさのなかにさみしさも含まれている、切ない歌声は繊細な音たちとともに風景を描いていって、物足りない気分になりながらもついついタカハシさんの歌も聞きたくなり…

焦点をきちんと合わせる練習、ぼやける左目を酷使。

小沢健二「Ecology Of Everyday Life 毎日の環境学」

ストーリーのある音楽を聞きたくなったので、言葉はなくても音だけで紡がれていく物語に静かに耳を傾けました。結局「うさぎ!」は流し読みしかしていないので、次に読むときはこれらの音楽をしみこませながら文字を追っていきたいです。

忘れもの。財布。Suicaのありがたみを実感!

朝倉勇「ポールと小鳥」

諭されているような文章でも高慢だとか嫌味だとかいうような印象はなくて、このあとどんな悲劇が待ち受けているのだろうという勝手な解釈を裏切り、やさしいエピソードが続いていました。戦争というテーマを織り込んでいて、人間が生活していくうえでしなけ…

桜庭一樹「青年のための読書クラブ」

装丁から何から徹底した世界観で、気取っているのにそれが嫌に感じない品のある文章が、鼻筋の通った女の子のツンとした横顔を見ているようで心地良くさえありました。伝統のある女子校にまつわる、それぞれの時代の主人公と脇役と、ちょっとしたファンタジ…

角田光代「今、何してる? 」

エッセイやら書評やらが入っていて読むのが楽しかったです。年をとるごとに変わってくる考え方が記されていたのでふむふむと頷きつつ、記録していくことの大切さも感じました。