2008-05-15 ジャン・モラ「ジャック・デロシュの日記」 book 最初のうちは翻訳独特の文章に引きずられる部分があったのですが、気づけばどんどんとストーリーにのめりこんでしまいました。今と昔が交錯しながらも、重なる映像として体型が出てきて、これは映画化して欲しいなあ、と脳内では再現化しきれないもどかしさも出てきました。 決して楽しい種類の物語ではなく重くもたれるような余韻を残すものですが、この作品を見つけられて幸運でした。