2008-02-21 THE HELLO WORKS「PAY DAY」 music ひさしぶりに聞いてみても音に厚みがあるので安心できて、思いはひたすらマイアイドルであるところの笹沼さんへ。月曜でも金曜でも休日でもない宙ぶらりんの日に聞いて、さあ今日も頑張らないと、と気を引き締めても結局やゆるゆると紐をゆるめられてしまいました。
2008-02-21 小手鞠るい「空と海のであう場所」 book 王道をちょっとずらして書いたのか、あるいはずらして書いたのに王道へ向かってしまったのか、なんてことを考えながら、骨格のあるラブストーリーを楽しみました。筋だけ追っていけば直球もので、でもそこに童話という別のストーリーを差し挟むことで少し奥行きが出ていて、メディア化されたら多くの人に受け入れられそうな気がしました。クライマックスのところで旅に出る、というのも王道で、そこを映像でちょっと見てみたくもあります。
2008-02-21 丹下健太「青色讃歌」 book 大笑いをすることもくすくす笑いをすることもなく、そうねーと唇の片端だけをつ、と上げるような笑いがありました。いわゆる、今時の若者のゆるゆるだらだらした感じが文章に上手くあらわれていて、寝っころがりながら読みたくなりました。
2008-02-21 金原ひとみ「星へ落ちる」 book おおー、上手い! と思わずうなってしまいそうになりました。恋をして愛をして相手にのめりこんでいくけれど、それを相手に悟らせてはならなくて息苦しくなっていく、狂おしくてたまらない、その描写が丹念にえがかれていて、三人の視点で語られるのに一人だけつかめないまま、というところが面白かったです。描かないことで得体の知れなさが浮き彫りになっていて、相手の魅力がどこにあるのだろうと考えてしまいました。
2008-02-21 THE HELLO WORKS「"PAYDAY" TOUR 08'」 music live 原宿駅からAXへ向かう歩道橋、通り抜けられるのですが片側半分が閉鎖されて反対側からしか登れなくなっていたので要注意! 七時半開演だったのでありがたく、フロアも余裕がありました。開演前には多少埋まっていましたが、イメージとしてリキッドでも良かったのではないかなあ、と感じたのはご愛嬌と言うことで。 続きを読む