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「交渉人 真下正義」シナリオガイドブック (キネ旬ムック)

地元の本屋にてちらりと立ち読み。マニア心をくすぐるものでしたが、全部に目を通すのには時間がかかりすぎるので、流し読み程度しかできませんでした。以下、ネタバレ含みます。
せっかくわかった犯人が実は死んでいたという設定、どこかで見たことがあるとわだかまっているものがあったのですが、これを読んですっきりしました。パトレイバーの映画版、でした。結局犯人は？　という疑問を残しつつ作品をしめくくっているので観客に考えさせる時間を持たせ、少しの後味の悪さを感じさせるもの。まんまパクりだと言われてしまうのは、仕方のないことなのかもしれません。
映画の感想を探してみると、やはりパクっていると言う方も多いようで、パトレイバーに思い入れのある方にとっては納得できない作品なのかもしれません。私は両方好きでもあるし、踊るのドラマ自体も様々なところから影響を受けて作られた作品だと思っているので、製作者の方々がそれをきちんと明言しているので嫌いにはなれません。なのでこの作品を見てパトレイバーが気になった方は、漫画を全部読めとは言いませんので劇場版を見てもらいたいです。