よしもとばなな「High and dry (はつ恋)」

High and dry (はつ恋)
「的」なものがいくつ作られたとしても、この人にはこの人にしか描けない世界があるのだなあと改めて感じた作品でした。一時期好きだったとしても毛嫌いしてしまう人もいるようですが、たとえ今は不要になったとしてもある時期においては切実に必要なものなのかもしれません。続けて読むと少しばかり斜めな見方になってしまいますが、久しぶりだともやもやもありませんでした。