CINRA presents「exPoP!!!!! volume18」

先月はせっかくsgt.が出るのに行けなくて涙を飲んだexPoP、今月こそ行ってやるぞと鼻息荒くNESTまで。


koisikawa
一人がDJ、一人が鍵盤遣いというスタイルで、電子音を適度に織り交ぜつつリズムに遊びを加えていくものでした。トップなのがもったいなくて、中盤のゆるゆるなところに持ってきたらかっちりはまりそうでした。音源でも聞いてみたくなる、真夜中の、薄暗いところにぴったりの音楽。


stim
いろいろな音が入り込んでごちゃごちゃしているはずなのにわずらわしいとかうるさいとか感じることはなく、そのごちゃまぜ加減が心地よかったです。酔っていてリズムがずれたり入りを間違ったりとハプニングがあったようですが、初めて聞いた身としてはそれがそういう音楽として成立しているように聞こえたので問題なかったです。しかもトークもこなれていて楽しくて、正規バージョンが収録されているという音源も欲しくなりましたが、ぐっと我慢しました。帰りの電車賃にならず、グッズを買わずにすみません。


ヨルズインザスカイ
四バンドの中で唯一ボーカルがあるバンド形態だったのでオーソドックスかと思いきや、聞こえてきたのは突き刺すような高い歌声であおられるあおられる。単調にも取れるのですが無機質ではなく、クセになる声で、お、お、と思っているうちに終わってしまいました。全体的に照明が暗かったのですが、ドラムの方がとてもアグレッシブで、釘付けでした。


9dw
ギターがメロディーを奏でて少しなつかしさを感じるような音楽。激しすぎないゆるやかな音は心地よく、のんびりしたい時に聞きたいものでした。時間をかけてじっくりとしみこませていって、野外で聞くともっと気持ちよさそうです。


今回は名前を聞いたことがあっても音を聞いたことのない人たちだったのですが、それぞれに違った魅力があってまた見てみたいな、音源で聞いてみたいなと思わせてくれました。こんな素敵なイベントを無料で行ってくれるCINRAには感謝してもしきれません。来月はavengersも出るので楽しみです。