こちらの事情

こちらの事情

クローズアップされるのが壮年期ぐらいの人たちで、新鮮な気持ちで読むことができました。そしてこの作品の作者さんも元は作詞家さんだったみたいで、切り取ったフレーズから肉付けしていくよりも最初から紡いでいった方が良いのかなあ、などと思ったりもしました。切なくて苦い面もありながらあたたかさもある、さらりと展開していく世界。