神田川」など昔の曲を作詞した人たちによる、詞ではないものがたり。だったのですが、作詞家さんたちはやはり景色を切り取ってフレーズを積み重ねて無駄な部分は排除する仕事に向いているのか、うーん、と首を傾げてしまうところもありました。けれどその歌が出来た頃に時代が合わせてあるので、記録としての時代の要素を知ることができました。ちょっともったいないなあ、というのが読み終えてまず思ったことでした。