ライトノベルが読みたくなって、王道ものを探しても図書館にあったのはシリーズの途中のものだったりしたので、有名な作品はいつか立ち読みですませてしまおうと思いながら借りたのは
タイムリープものでした。きちんとフォーマットにのっとって描かれているようで、頭の良いひねくれた登場人物と思わせぶりな描写、変わったヒロインと差し挟まれる学生生活等々、ああそうだったこういうものだったと久しぶりの感覚を味わいました。挿絵が鶴田さんなのも反応してしまうポイントでした。
タイムリープものに関する作品名もたくさん挙げられていたので、これから読もうと思い立った際には役に立ってもくれそうです。ただ回想として展開していくので、あの時は気づかなかった、というような表現が多くなってしまったところが気になってしまいました。あまり過剰すぎると拍子抜けしてしまいそうなのですが、二巻も読んでみるつもりです。
