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- 出版社/メーカー: ケイエスエス
- 発売日: 2002/12/20
- メディア: DVD
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劇場で見てオープニングの格好良さに衝撃を受け、レンタルしてきてまた見ては憧れを抱いて、たぶん原作よりもう一個の『リボルバー 青い春』より好きです。それほどに鮮やかな青春が描かれていて、女子校育ちの私にとって男子校のあの鬱屈とした感じと、男の子同士の繋がりを見ると見上げてしまうのです。あんな関係、女の子同士では絶対に築けないと知っているからこそ輝いて見えるのでしょう。音楽とともに浮かび上がってくる情景、刺さるような科白が脳天に入ってきて、切り取られた風景さえも叙情的。時として音楽が邪魔してしまうこともあるけれど、この作品ではとても有効的に使われていて、サントラが出ていないのが悔やまれます。『桜の園』のようなやわらかな女の子の関係も悪くはない、けれど私が選んでしまうのは男の子同士の、曖昧ではない絆の方だったりします。