2008-08-01から1ヶ月間の記事一覧

明日の飛行機は割とゆっくりめなので、現時点のスケジュールをメモしておきます。8/15 アースの観察がてらドーパンをチラ見→誘惑に引きずられずにグリーンのフラカン→元気があればDOES、なければボヘミアンの様子見でCaravan→矢野あっこさん→(ムーンかサン…

行けなかったライブに思いをはせながら、準備にあけくれました。

TOKYO FES.08

暑さと埼京線のホームの遠さにやられて、到着した時には六畳人間が終わっていました。けれど久しぶりに見たPLATONは野外だとよりいっそう自由度が増していて心地よく、蝉時雨にまざりあって風景にも溶け込んでいました。氷を食べたりお酒を飲んだり話を聞い…

劇団ひとり「陰日向に咲く」

旬が過ぎたので余計なフィルターを通すことなく読めるかなと思っていたのですが、正直なところ、どうせこんな感じだろうなとたかをくくっていました。が、これがまた、きちんとしたお話で、きちんとした行間がありました。川島さんのネタにも含まれるような…

荒川龍「レンタルお姉さん」

レンタルお姉さん本人ではなく距離のあるところから第三者の視点で描いているところが良いのかもしれないけれど、こういうものはやはり文章だと軸がぶれてしまうので映像の方が説得力や臨場感があるだろうなあ、というのがドキュメンタリーもの好きな私とし…

水森サトリ「星のひと」

短編連作でそれぞれのキャラが立っているのでさらっと読むことができました。ちょっと不思議な要素もありつつ憎めない人たちがいて、キャラも癖があるというか癖がなさすぎるところが癖というような人もいて、懐かしむ気持ちもありつつ読後感はさっぱりとし…

椎名林檎「無罪モラトリアム」

事変は厳しいけれどソロの方なら見られるかな、と思いつつ久しぶりに聞いてみたところ、初めて聞いた頃の記憶が戸惑うぐらい鮮やかによみがえってきました。新宿のホームで聞いていた時のことや電車に乗り込む時のあの感覚、当時思っていたことなど次々とフ…

いつもは満員電車なのに座れる時期となりました。最近ハゲ散らかしがフィーバーしてきて心配な、押すなよおじさんの隣に腰かけて悠々と。 DONQのミニチョコクロワッサンと今月のパンであるバナチョコを買って帰って冷蔵庫を開けたら、その中にもまったく同じ…

吉野万里子「雨のち晴れ、ところにより虹」

湘南周辺を舞台にした短編集なのですが、それぞれにさりげないつながり方があったりして、エンターテイメント要素もありつつホッとできるような内容でした。

西加奈子「しずく」

合わない人は駄目かもしれませんが、吸いついてしまった私はちょっとしたネタにも笑ってしまいました。優しかったり切なかったり微笑ましかったりする物語、こんがらがった二人の関係性が最後にすかっとする「木蓮」も良かったのですが、二匹の猫からの視点…

nobol「散歩」

いつも気づくのが遅くて後悔するのですが、今回もまたやってしまいました。今年もハートアタックで見られるのかな、と思っていたら6日の初ワンマンで解散! ワンマン見たいなあと思っていただけに、余計に心残りです。けだるげで中性的で、でも女の子らしさ…

後輩の子がキングオブコントの一回戦を通過していたり、キングの二人がダイナマイト関西の予選決勝で戦って高橋さんが駒を進めていたりということを知って大興奮。情報だけではなく実りのある一日を過ごせたので、朝方犬を連れて散歩に行った際、親子の猫を…

久しぶりの武蔵野線、新設された越谷レイクタウン駅を通ったら、まだ建設途中のイオンがあったり草原が広がっていたり、これから変わりゆく街並みを見ていけそうでした。滅多に使わないので次見る時にはすっかり街として定着していそうですが、今のこの未完…

「夏休みだよ! キングオブコメディのロフトでトークライブ」

歌舞伎町へ向かう途中ですれ違った、段ボールアートのようなものを抱えていた人がもう中学生だったのかどうかが非常に気になります。 七時半開演なので余裕だと思っていたら余裕で間に合わず、でもこれがバナナだったらもっと後悔していただろうと自分を無理…

山崎ナオコーラ「浮世でランチ」

なじめないまま会社を辞めて旅に出る現在と、なじめないと思いつつなじんでいた学生時代の過去とが交互に進んでいって、次第に過去にあった出来事があかされていくのですが、自分ではこう思っていた友人が実はこうだったとわかった時の愕然とした表情が目に…

エイミー・ベンダー「燃えるスカートの少女」

濃密な世界の始まり。ただこの後の二作とくらべると、ちょっと翻訳文体と彼女の持つ世界とがしっくりきていない部分があって、ここがこの単語に変換されていたら良いのに、と思ってしまうところもありましたが、無邪気で残酷で、何もわかっていないようで何…

青嶋ひろの / さのともこ「大人の社会科見学」

茶化しぎみかと思いきや、最初は興味本位であってもそれぞれの場所できちんと向き合っているので、文章の目線も斜めになっていなく、行ってみたいなあと思わせてくれる内容でした。今だと裁判傍聴もだいぶメジャーになってきたので多少状況も違っているかも…

Naruyoshi Kikuchi Dub Sextet「Dub Orbits」

たとえどんなに難しいことをやっていたとしてもそんなことを知らずに純粋に身を委ねられる、楽しいとはちょっとずれたところにある味わいのある世界でした。目を閉じてみたくもなるし、開いたまま見えた情景と組み合わせてみても良いし、そして心配だった「…

アナログフィッシュ「ナツフィッシュ・マイ・ライフ 〜opening ceremony〜」

場所をサイトで確認して、出力してこなかったので記憶を頼りに新宿から三丁目、三丁目から曲がっていくと、大雑把にくくればナインスパイスの先の方でした。

井上荒野「ベーコン」

一つ一つ料理や食べ物の名前がタイトルとして掲げられていて、なまめかしかったりハラハラしたり、世界ががらりとかわるところが面白かったです。

永井するみ「ドロップス」

それぞれの女の人の事情。傍から見えることと当事者だから感じること、見えない深みと過去等々テーマだけ追うとちょっと重いかもしれませんがさらさらと読めるように描かれているのでするすると入り込んできて、事情がからみあって最後はドラマティックな展…

アナログフィッシュ「Fish My Life」

起きていられる自信がありませんが、このあと日テレで2:14から劇場版パトレイバー2が放映。

明日はアナログのライブへ行くので無理なのですが、何も予定がなかったら是非とも行きたかったイベントがありました。興味がある方は行ってみて、どんな感じだったのかこっそり教えてください。 it touches it vol.1 2008.08.07 O-nest open18:30 / start19:…

友人の結婚式の葉書を出そうと思って改めて案内を見てみたところ、一番下にさりげなく「当日は新婦の愛犬も出席いたします ご迷惑をお掛け致しますがご理解の程よろしくお願い申し上げます」という文があって、ギョーエー、ギョーエー、やめてー! 犬を出席…

佐伯一麦「ピロティ」

マンションの管理人さんの引き継ぎストーリー、語り口は今現在の管理人さんで、読みながら管理人の仕事についていろいろと知ることができました。暇そうに見える管理人さんの細やかな気配りなど、ストーリーとしてよりも情報として食いついてしまうところが…

島本理生「クローバー」

同居をしている大学生の双子の姉弟の話で、姉から次第に弟へとシフトしていくのですが、姉に猛アタックをかける熊野さんがにくめないどころかどんどん愛らしくなっていくところに興味津々でした。少しずつ登場人物の違う面が見えてきて、弟の静かにもがく姿…

岡崎京子「ぼくたちはなんだかすべてわすれてしまうね」

一つ一つの作品はかみしめるように味わうような濃さがあって、純粋さと残酷さがマーブル状にまざりあっていました。さらさらと流れるようにいきそうでいかない、ひっかかりがある、そしておそらく読むたびにひっかかる箇所が違ってくるような作品たち。

グループ魂「ぱつんぱつん」

これはもう、ずるいとしか言いようがありません。満員電車の中で笑いをこらえるのに必死で、ハンドタオルで顔をおおうことで何とかやりすごしましたが、実際はやりすごせてはいませんでした。どうしようもないぐらいくだらないのに格好良くもあって、とても…

稲妻に見惚れられたのは、自転車に乗っている時ではなかったからでした。豪雨は様子を眺めるのみで運良く逃れられたので、折りたたみでも良かったかもしれません。