RISING SUN ROCK FESTIVAL 2009 1st day

*行く前の予定*
髭(HiGE)SPECIAL OTHERSPOLYSICS or 湯川潮音toeパスカルズbonobos or cro-magnon or 日の出食堂→真心ブラザーズハナレグミ or Y.Sunahara(最大の迷いポイント)→LITTLE TEMPODAISHI DANCE稲川淳二 or capsule

※一日目は大分上の空だったため、記憶があいまいだったことを予告しておきます。捏造が含まれている可能性があるのでご容赦ください。以下、携帯からの報告を含みつつ追記しました。
とりあえず一番記憶に残っているのはまりんです。



新千歳空港に着きました。曇っていますが陽がもれてます。気温は半袖でちょうど良いぐらいです。せめてテント建てるまで降らないで! 無事会場へ着くと霧雨が時々降る程度で風が強かったです。テントサイトの引き換えに時間がかかりましたが、ヘブンなのにスペース自体は割と空きがあり、結局最後まで隣の列は空いたままでした。おかげでテントを組み立てたり片づけたりする時は楽でした。


トップは髭、二年ぶりぐらいに見たような気がします。前にここで見た時よりアクが抜けたような印象で、奇々怪々な色が薄まっているようでした。ごちゃごちゃしてたのがまとまっていたので、初めて見たとしてもキャラだけで引かれることはなさそうでした。物足りないと感じたならワンマンへ行くべき?


(ここより記憶があいまい)
自分の大いなるミスでフェスを味わうどころではなくなってきました。笑い話になれば良いのですが今のところ冷や汗しか出てきません。
気になっていた嘘つきバービーは規制につき入れず、トラブっている間に潮音ちゃんが始まってしまい今はポリを聞きつつ移動中てす。やはり例年より人は少なめな印象で、ポリもそこまで入っていません。ガチャガチャはサケもハナレグミも出て、そこだけは上機嫌です。通りがかりにブーム、宮沢さんの声は魅力的だったのですがとぼとぼと歩いていたので絡めとられずにすみました。toeを集中しないまま見つつ格好良いなあという当たり前の感想しか出てこず、bonobosの「THANK YOU FOR THE MUSIC」に少しだけ現実を忘れつつもすぐに電話を握りしめて連絡を待ちました。新しい電話に変わったとしてもソフトバンクの回線はたいへん弱く、通話もメールもウェブも混雑のためなかなか通じませんでした。フェスでこんなんだったら災害時は……と不安になりつつも心配事は目の前にあるのでまた音楽から気持ちが離れてしまいました。あっちこっちへ行きつつモニカーな吉川さんにしびれながらも真心へ。
ここで私がどれぐらい上の空だったのかがわかるのですが、「拝啓、ジョン・レノン」から始まって次が「人間はもう終わりだ」と、自分内真心ブームが二回目に起こっていた頃の曲だったのでうわーうわーとテンションが結構上がっていたものの、途中電話をしたりしていたのでステージに集中することができず、見られなかった友人に編成を聞かれてもまったく答えることができませんでした。

そして、ハナレグミをちらりと見てムーンへ向かう途中で問題解決しました。これで心おきなくフェスを満喫できるとばかりにまりんをまるまる堪能、ここでやっと実感がわいてきました。
ムーンはスクリーンというか液晶なのですが、その一粒ひとつぶが結構大きいために色味の豊富なドット絵みたいになっていました。贅沢な電光掲示板風? そのため先週とおなじ映像なのに印象がずいぶんと違っていてまたも鳥肌!
言葉だけでは強すぎる、歌にしてしまったら意味を持ちすぎる、映像だけなら一方的すぎるメッセージの伝え方が見事でした。どれだけ皮肉がこめられていても音はおっしゃれーで、だからこそ引き立つものがある。この前気になった、シルエット状にどんどん建物がたっていく映像はドット絵みたいなものだと余計に空白が黒く塗り潰されていくのが目立っていました。
あくまでも二人はたんたんとプレイしていて、機材を操ったり鍵盤を弾いたりするのもよく見えました。自分の気持ちも関係してますか、すんばらしかったです。そしてサンへ戻ると宮本さんの歌声、今宵の月のように。あいにく曇っているので月も星も見えませんが、輝いているものがステージにたくさんあるので大丈夫です。


寝る準備をしてから淳二およびcapsuleに向かいました。テントではアースの音がよく聞こえてきます。それにしてもまりんで考えさせられることが多くて、いまだに余韻を引きずっています。
友人によるとハナレグミにはスチャダラのBOSEが出たらしいです。結局行けなかった日の出食堂も達也さんがノリノリでクリスタルパレスの中が相当あつかったらしいです。と、この時テントでだらだらしていたのですが、ボヘミアン側にいたら永積さんの歌声に気づいたかもしれなくて、足爽快シートを貼っている場合ではありませんでした。
capsuleのムーンは人が盛りだくさんで、しょっぱなから「more more more」と盛り上げるのなんの。初めての生中田さんは想像通りクールな感じでした。楽しくなってきてしまって多少踊ってしまいましたが、年も年なので明日のことを考え、このままではきっと駄目になってしまう、と欲求を抑えて淳二へ。こちらも人がたくさん座り込んでいて、途中から聞いた話は以前エレ片で話されたものだったので眠くなり、次の話は設定を聞いてから次に意識を取り戻したら、バーンという音がして照明が赤々としていました。まったく過程を抜き去ったままでオチがついていました。

一日目は集中できないことばかりで予定通りに全然行きませんでしたが、明日は何も考えず音楽にまみれるぞと決心しつつ就寝。夜中でもホカロンは必要のないぐらいの気温でした。