CINRA presents 「exPoP!!!!! volume25」

月に一度のお楽しみが今回は週に二回もある! と興奮しつつ多少のしわよせがあったので、ゆっくり「明日の神話」を見るひまもなく急いでnestへ。

到着したところでちょうどシャムキャッツが終わるところでした。入口周辺はいつもぎゅうぎゅうなので中がどれほど混雑しているのかはうかがい知れなかったのですが、一番人が入っていたのではないかというほどでした。きちんと聞いてみたかっただけに残念です。


mojoco
vol.16に初めて見た時はフィルターをかけぎみだったのですが、今回はそんなことはなく単純に楽しむことができました。きちんとパッケージ化されて完成されすぎた世界という印象もやわらいで、疲れ気味の頭にはちょうど良かったです。


ウミネコサウンズ
もしかすると一番お客さんが少なかったのかもしれませんが、ステージ上はとても豪華でした。ベースをどこかで見たことのある人、というより演奏スタイルと思って首をかしげていたら、オ−ドリ−シュ−ズの林さんと紹介されて納得、またバンド名の前半に反応する人も多くてそういえばそうだったと思いつつ、前回との違いを味わいました。この前はバンドとして結構まとまっているなーという偉そうな印象を抱いたのですが、今回は古里さんの持ち味である声の力強さ、曲の持つ哀愁がよく出ていて、びりびりくる音を感じながらそうこなくっちゃとニヤついてしまいました。アルバムがリリースされることもあってどうしても今までの曲ばかりとなってしまうのですが、個人的にはそろそろ新曲も聞きたいところです。さらにわがままを言えば、「休日は雨」をもう一度生で聞きたいです。

YOMOYA
どうして今まで避けてきたのだろう、という後悔が最初にありました。聞く機会は幾度となくあったのに理由もなく音を聞いたことを一度もなかったのですが、実際耳にしてみたらあらあらちょっと気になるじゃないの、という具合。陰と陽で言ったら陰の世界なのですがそれほどねっとりしすぎず、かといってカラッとかわいているかといえば乾燥しすぎているわけでもなく、両極端を行ったり来たりしているようにも思えるし、小さな範囲で蠢いているようにも見える、不思議な魅力を持ったバンドでした。四バンドだったのでいつもより余裕があってアンコールも見ることができました。また見たいです。