「ゴールデンウィークだよ!キングオブコメディのロフトでトークライブ」

間に合うかなと心配だったもののしわよせが来なかったので早歩きしてロフトへ。久しぶりのキング、本当はコントを見たかったのですが、高橋さんの生オデを聞けるだけでも感謝しなくちゃと思いこんで席に着きました。

相変わらずゆるい感じですが前よりも拍手が強くなった印象。話の内容は多少下品なものもありつつトマトジュースの氷ありとなしで進行、告知されていなかったのでゲストなしなのかと思っていたら意外や意外、高橋さんと家が近くということで仲良くなったというもう中学生が登場。あの狭いステージの上で例のダンボールを使ってコントも披露してくれました。
もう中学生の純粋さには胸をうたれるばかりで、笑いにつながらないかなといらぬ心配をしてしまったのですが、彼が考えてきたというゲーム(ディスクシステムを持ってきたけれどそれだけ、歩道の横にある道路に「自転車専用」という文字を書くだけ等々)がものすごくて、その中で一番かっちりキング、というか今野さんにはまっていたのが発泡スチロールで作った魚(人形劇みたいに下に棒がついていて動かす)で会話をするという遊びでした。カオス、完全にカオスとしか言いようがない世界なのに彼が考えたと思うだけですべてが許されるようで、キャラクターがテレビで見せているそのまま、むしろもっとその純粋さが際立つ感じなので一気に好きになってしまいました。コンビニ行こうぜーと話しかけてきた高校生に対して、きちんと付き合ってコンビニに行ってあげるあたりなど、唯一無二の存在なのだなあ、と笑いながらもやさしい気持ちになりました。次の日が休みということでオールイベントが入っている関係で十時過ぎに終了。
ちなみに、今リサイクル法?の関係などで段ボールを集めるのが難しくなってきたらしく、そのせいで新作を書けないことが悩みらしいので、もし冷蔵庫などの尺のある段ボールが家にある方は、もう中学生に譲ってあげてください、とのことです。しかしキャラクターが濃かった! 今野さんは上手く状況を飲みこんで話に乗っかっていっていましたが、高橋さんが戸惑うばかりだったので、今度は二人きりで話しているところを見てみたいです。