CINRA presents 「exPoP!!!!! volume8」

どうして今日に限って!と先週に引き続き半泣き状態となって、新宿でビタエンのインストアライブを見て帰ろうかとも思ったのですが、勇気を振り絞って渋谷へ向かいました。たった今勘違いに気づいたのですが、ライブスタートが七時半だったので、半泣きになる必要はなかったようです。
やけっぱちメモ。


まつきあゆむ
そうか今日はまつきさんが後か、お口さんはもう終わってしまったのか、と無駄な落胆をしていたのですが、バンドセットで聞くのは初めてだったので生のリズムとともに歌うまつきさんを楽しむことにしました。本人の印象も以前より少し変わっていました。毎週きっちり新曲を仕上げて公開するという試みをやっているらしく、彼らしいなあと思える内容で、チェックしていなかったのでこれから聞きたくなりました。バンドで聞く「煙草を吸うガール」は骨太で、声が負けてしまうかなと思いきやしっかりと曲の世界を彩っていました。今度はくさくさした気分ではない時に、最初から聞きたいです。


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終わったかと思っていたらこれからでした。クチロロバンドの編成が変わっていて、太鼓さんが一人抜けて代わりに鍵盤さん。それから前回もそうだったのかもしれませんが全然気がつかなかった、ベースが村田シゲさん。三浦さんが鍵盤弾きながら歌うの辛そうと感じることが時々あったので、安心して耳を傾けることができました。それでも今回は調子が悪くてちょっと喉が心配。
タオルを振り回してみたり英語のラップで叫んでみたりとやんちゃっぷりは相変わらずだったのですが、大人の余裕も感じられるようになって、お客さんが踊ってフロアも揺れる、というところまではいかないものの自然と身体が揺れてしまいました。冬に夏の歌を歌ってもステージからは熱気が発されているのでさほど気になりませんでした。
諦めていたので余計に嬉しくなってしまい、一人で勝手に盛り上がって揺れて、やけっぱちでも大丈夫だと自分を納得させました。声に不安を覚えても気にしない、キラキラした音が寄せた眉を取っ払ってくれて、蒸発するアルコールが今だけ身体を浮き上がらせてくれました。


お金を払ってでも見に行きたくて、実際有料の時にも足を運んでいたので毎回呼ばれるアーティストがとても楽しみな「EXPOP!!!!!」ですが、NESTから降りるエレベーター近くにカンパの箱が置いてあって、これからも続けていって欲しいので次回からちょっとでも寄付したいです。また呼んでもらいたい人も多くて、来年の発表が待ち遠しい! ただ気になるのは、以前配ってくれたポイントカードのようなものの行方のこと。