下流少年サクタロウ

下流少年サクタロウ

「普通に狂っている」世界の話はどこかで見たような気がして思い出そうとしたのですが、結局具体的なものは出てきませんでした。少しずつおかしいのに当然のこととして展開していって、滅茶苦茶なのにきちんともしている、笑い飛ばしてしまいたいのにそうはできない苦味がある、ライトタッチでありながら軽すぎない物語でした。