ゆくとし くるとし

ゆくとし くるとし

さくさく読める、のどごしさわやかな物語。二つ収録されていて、後ろの方は闇を抱えたところをもっとディープに描くことができたのかもしれませんが、あえて明るい部分を切り取っているようで、書かれなかったところも含めて現実的なのにファンタジー要素のある作品でした。