はなうた日和

はなうた日和

バラバラの主人公たちが登場する短編集なのですが、ちらっとそれぞれの作品に関わり合いがあったりして、そのささいな繋がりがこそばゆかったです。日常の中で事件と呼ぶような、本人にとっては重要なことを微笑ましく見守ったり、あるあると切ない気持ちになったり、エンターテイメントがコンパクトにまとめられていたのでさらさら読むことができました。