ウミネコパーティvol.2

昨年は行けなかったので今年こそ、と鼻息あらく恵比寿まで。七時開場八時開演だったので余裕もあって良かったです。ただお店が小さいのでお客さんがあふれるぐらいになっていて、大丈夫だろうかと心配にもなりました。会場となったENJOY!HOUSEは細長くて下北のmonaに雰囲気は似ているけれどもう少し土くさいイメージがあって、店員さんもフレンドリーで長居したくなるようなところでした。飲み物も美味しかったです。
さてウミネコさんたちのライブ、通路に立っていた前の方のお客さんが座ってくれたので後ろの方でもステージが見えるようになって、せせこましい中で楽器を演奏する姿を楽しむことができました。音があまり良くなくて古里さんの声も力が強すぎるかな少し心配にもなりましたが、段々とどうでも良くなってしまいました。ゆったりとした曲だけではなく、新曲では陽気なリズムを聞かせてくれて、新しいデモにも収録されている「海岸線グルーヴィー」では心がわくわく。季節に合わせてか夏を歌ったものも多く、ぎゅうぎゅうのお店の中、過ぎ去っていくこの夏の情緒を感じながら音と記憶に閉じ込めておきました。いったん演奏が終わって普通ははけるところを、狭いので動きようがなくステージにメンバーがいたまま手拍子、そしてアンコール。「夕焼け」という曲には本当に思い入れがあるのだな、という古里さんのMCを聞きながら心地良いままにパーティは終了しました。
演奏自体は一時間もなかったかもしれませんが、終わった後にメンバーとのふれあいタイムもあったようで、終始和やかな雰囲気が満ちていました。来年もまた開催してくれると嬉しいです。