駅で困っている人々の間に漂う空気は、行きよりも帰りの方がちょっと好きだったりします。どしゃぶりの雨と空を昼に巻き戻さんばかりの雷の下、果敢にも自転車をこぎました。情景に呼ばれて片耳から流していたのはメレンゲの「8月、落雷のストーリー」で、いつ自分に雷が落ちるのかとびくびくしながら空に走る稲妻の行方を追っていました。嬉しい知らせもあって、波乱万丈でも楽しみなものへ臨むことになりそうです。