うりずん

うりずん

無意識に選んでしまったせいか写真と文のコラボつながり、おまけに吉田つながり。本が少し大きめで、写真と一緒の作品だと大抵は写真と文が一作ごとに並べられているのですが、こちらは前半に写真とタイトルがまとめてあって、後半に文が綴られていました。いちいち戻るのが面倒だなあと感じたりもしましたが、最初に写真とタイトルを見て勝手にストーリーを想像して、それから実際の物語を読んで再び写真を見る、という二倍の楽しみ方もできたので二度手間とは少し違いました。一つひとつは短いけれど時折ちくっとくるようなことも書かれていて、さらりと流しそうになりながらもついページを戻してしまいました。