myspaceで聞いてみて、じっくりと味わってみたいと思ったのですが
タワレコには試聴がなく、思い切って手に入れてみてから待つこと数週間。時期がめぐってきたということでどっちつかずの空の下の中スタートさせてみたら、思っていた通りの音が流れてきました。
エレクトロニカの要素もあってちかちかキラキラしていて、曲によっては入る女の人の歌声は甘すぎずやわらかすぎず鋭すぎず心地良いもの。「ただよう」とするより濁点の入っていない「たゆたう」という単語の方がしっくりきて、ハンモックでまどろんでいるかのようなイメージが浮かんできました。やわらかくてやさしいだけではなく不穏さを感じさせるものもあって、はみ出ている部分があまりないのでぐいぐい引き込まれるタイプの音楽ではないのですが、ちょっとものたりないと思いながらもじわじわと浸透してくるものがありました。
