優しい音楽

優しい音楽

やわらかくて優しくてほっとする物語は、微笑ましくなりながらも留まることはなくそのまま風化してしまいそうで、もう少し棘があった方が安心できるのかもしれません。さくさく読める分、綺麗すぎる世界は上澄みだけで忘れてしまいそうになりました。けれど映像が浮かびやすいので、映像化されても違和感なく受け入れられそうです。