TOKYO FIBER ‘07 SENSEWARE

頭の中のツアーコンダクターさんが急遽プランを提案してくれたので、よしそれに乗ってやろうじゃないかということで、六時半に渋谷に到着するようにと頑張ってはみたものの結局間に合わなくて最初の予定に組み込まれていた『素粒子*1はソフト化されるまで待つことにしました。ちょうど見たいレイトもあったことだしとシネマライズへ行くとナイスなタイミングなのかトークショー付き。まだ時間もあるからとスパイラルホールへと歩き出したのですが、おぼろげな記憶を頼りにしたため迷ってしまって、さてどうしようかと足を止めようとしたところに見えたアルファベット、向かいの通りに目的地がありました。
一時間程度しかなかったのでじっくりとは見られなくて、初日ということもあって随分と業界の方が多いような気がしたのですが、とてもおもしろい展示でした。スーパーオーガンザという、非常にうすい布がいくつかの作品に使われていて、実際触ってみると本当にうすく、かざして布がそよぐラインが何とも美しいものでした。何点かは実際の作品に触れられましたが、ほとんどは作品紹介のところに触れる用の布が置いてあってそれで楽しむというようになっていました。水をはじく素材の布の上で本物の玉のように転がる水滴も綺麗、薄い布に映像が映し出された作品も幻想的でもう少し時間があったらなあ、と名残惜しくなってしまいました。ちなみにお土産として三点、布を持ち帰ることができるようになっていたのですが、大人気なのか最初から置いていないのかスーパーオーガンザがなくて残念でした。
そして明日からの三日間はKATHYがパフォーマンスをするようなので、これは興味がある方は是非とも見ていただいて、どんなものだったのかこっそり教えてください。実は昨年のライジングサンにおいて一番楽しかったかもしれないのがKATHYとムーグ山本さんによるパフォーマンスだったので、見られなくてちょっと悔しいです。