カナリヤは眠れない (ノン・ポシェット)

カナリヤは眠れない (ノン・ポシェット)

「カナリヤ」
先日読んだシリーズの第一作目が図書館に置いてあったので戻ってみることにしました。女の人の持つかなしいさがとでも言うのか、つい見栄を張ってしまいがちなところや、そのプライドの元にあるものなど、わからないけれどわかる部分がキーワードとして扱われていました。高級ブランド物や洋服のメーカーや化粧品や行きつけのレストラン、収入と金銭感覚にともなう価値観の違い等々、突き詰めれば痛くなりそうな要素がたんまり。抜けている二作目もあったら読んでみることにします。