GOLDEN KING

GOLDEN KING

ラジオなどで聞く限り、表題曲はパンチが強そうだったのでスキップしてまずは二番目から。先日のコメディークラブキング開演前に流れていた曲はスターという単語が聞き取れたのでもしかしてと思っていたら、やはりプラネタリウムのものでした。こちらはセカンドっぽさもあって歌ものとして受け入れやすくちょっとおとなしめ。歌詞も後で確認したいと思う切なさや優しさもありつつ彼ららしい遊びもあって、最初にこちらを聞いてよかったのかもしれないとほっとしてから三曲目。いかにもお口さーん、という音の散りばめ方で、多少ひねくれながらも甘さがあって楽しいものでした。そして気づけば一曲目。一見ポップで馴染みやすいのに、結構ディープであくの強い、これはかなり好き嫌いが分かれてしまうだろうなあというもので、テンションだけで乗り切っているように見えて冷静さがチラリズムするのも面白かったです。パラ読みしたジャパンにて三浦さんがまた挑戦的とも思えることを言っていて、まったくこの人は、と苦笑してしまいました。コーラスでトルネード竜巻の名嘉さんが参加しているようでちょっと意外。中毒性がありそうなので、一度ライブでも聞いてみたいです。そしてライブでしか今のところ聞けていない、「ニューヨーク!」とやけっぱちに言う曲や、鍵盤でリズムを作り出す曲がいつか音源化されるのも楽しみです。