亀は行く

亀は行く

「亀」
タイトル通り亀の話で、小学生が読んでもおじいさんが読んでもそれぞれに楽しめるような要素がありました。楽しめるというより、多くを語りすぎていないので想像で補って感情移入してドラマを作り上げる作業が興味深いと言った方が近いかもしれません。人間の自分の立場と重なる部分もありながら頭でしかわからない描写もあったりして、哲学的な要素も含んでいるので様々な解釈ができそうでした。