レコ発Final&シェリーズ 3rd Anniversary!!!「キャラも立ったが三年目」

あとちょっとでメモが終わると思った時に更新ボタンを押してしまったため全てが白紙に戻ってしまいました。そのためとりあえず一言メモのみで、後々少し加えていきます。この日のライブのことは記すのも差し控えるべきなのかなとも思ったのですが、率直なところを覚書しておくつもりです。それぞれに陰を背負ったバンドで、若さゆえ斜に構えていると言われてしまいそうですが、なかなか面白いものでした。


Free Ride Management
ドラムとギターと機材と絵。イメージは混合肌。口の周りはかっさかさなのにTゾーンはてっかてか。


acoustic girl
さわやかで切ない声と、ひしゃげたギターの音。


PaperBagLunchbox
「夜明け」のアレンジがちょっと変わっていて新鮮。初めて聞いた「おやすみ」はやわらかいのにくるまれるのを拒否してしまいそうだった。感情の層がいくつもできていて、その上にあるやさしさを見てしまうと、なんだか泣きそうになってしまう。傷だらけになってまで両手を広げなくて良いよ、と感じながら言葉もなくただ頷きたくなった。
追記すると、この時思い浮かんだ単語は「めぐる」というもので、「旋回する」という言葉も同時に出てきました。「めぐる」は「巡る」、「廻る」と漢字があちこちに変換されながら、後に「旋廻」と同じような意味だと知ってその繋がりに納得しました。めぐりめぐってまた舞い戻ってくる、舞い上がって散って飛んでいく、そんなイメージが新たに付け加えられました。


サスカッチ
英詞にエモーショナルな歌声、そこに加わるコーラス。最近よくある感じねと言われてしまいそうなのにちょっと違うのは女の子の声があるからで、世界がまろやかになっていた。ドラムの彼女に向かって三人が演奏しているのが印象的。背中で語る音楽。


シェリーズ
どんなことがあってもステージを空にしようとしないnakamuさんにプロ根性を感じた。貧血を起こして心配だった前田さんが無事だったようで一安心。冷静に見たらライブとして成立していなかったのかもしれないけれど、お客さんと一緒に歌ったり、トークでつなげたり、鍵盤を出してきてもらって弾き語りをしたりして、段々と応援したくなってしまった。自分の中でチューニングをして歌った「浮く足」は、音源ではひねっているところがピアノだけだとメロディーの美しさが際立って、nakamuさんの佇まいも凛としてとても美しく、気高く感じた。