フジファブリック Live at 渋谷公会堂

明日放映があるので、詳しい内容については触れません。一言で表現すると、金かかってるなあ。


金がかかってはいるけれどそれが無駄だと感じる部分は少なくて、気持ち悪いのはより気持ち悪く、ポップなのはよりポップになっていて世界観を上手く演出できていたように見えました。照明も凝っていたので、引きで見てみたいと贅沢なことを何度も何度も思ってしまいました。ステージ全体を見るのに慣れてしまったせいか、結構近くだとどこに焦点を定めれば良いのかわからなくなってくるので困りました。いくつか特効もあって、ぼかんと爆発するようなところでは近かったせいか耳がしばらく聞こえなかったです。
少しだけ内容に触れると、「蒼い鳥」の時の青い照明パネルのようなものに浮かび上がった五人のシルエットは曲と見事に合っていて、この気持ち悪さはたまらないし、これからもっと大きなホールでやるようになってもこういううごめくものも表現していって欲しいなあ、と先のことまで考えてしまいました。
初めて聞く曲もあったり様々な楽器を持って演奏されるかわいらしい曲もあったり、ワンマンならではの遊びもたくさんあって、結構盛りだくさんなライブでした。