SHIBUYA HEART ATTACK!

またしても色々とやっていたら渋谷に到着したのが三時数分前、今日は会場がホテル街の方にもあるので大急ぎで向かいました。


夏待ちレスター(SHIBUYA O-Crest)
久しぶりだったので場所がいまいちわからず、そうか今日はEASTではellyさんがやるのかと客層の不思議を観察しながらやっとたどり着いたらすでに始まっていました。
想像通りさわやかな音楽で、汗を流してもべたつかない、さらっとしたようなイメージでした。楽しそうに演奏しているので穏やかに見られて、おやじ狩りにあったというエピソードなどMCも面白かったです。お客さんはそこそこ入っていて、晴れた今日の日によくあっていました。個人的にはサポートをしていたマッシュルームカットのベースの方が気になっています。



小林少年(SHIBUYA LUSH)
La.mamaでスタンプ押して、急いでLUSHへ。お店のスタッフさんが随分丁寧な迎え方をしてくれて中に入るとお客さんはまばら。開始しても十人も満たない程度でしたが、アコギを携えて歌いだした小林少年(敬略称)は弾き語りらしく、穏やかな声をしていました。曲によって受ける印象が違っていて、透き通っているかと思いきやかすれることで別の表情を見せてくれて、緊張しているようでしたが関西弁のMCもゆるやかで、静かに耳を傾けました。恋愛ものを歌ってはいましたが、それだけではない曲もあったので他のものも聞いてみたいです。


時間がないもののスタンプラリーをやってしまおうといきり立ってしまったので、大急ぎでGIG-ANTICへ。八年ぶりだというのにすんなりとたどりつけて、友人に誘われて見に来た時のことまで思い出して、記憶を補完するためにもちらっとだけセッティング中の中を覗いてみました。いくつものバンドが出る対バンライブだったのに、当時なぜだか座って見た記憶があったのですが今日はきちんとスタンディング仕様でした。


トレモロイド(RUIDO.K2)
RUIDOは旧ユーロスペースのすぐそばにあって、スタンプを押したらふらふらしてeggmanにでも行こうかと思ったのですが、昨日頑張って色々なところで宣伝をしていた彼らが一体どんな音楽を奏でるのか気になったので、少しだけ聞いていくことにしました。
お客さんはそこそこの入り。鍵盤の方の独特な動きに目を奪われつつ、途中までは割と良くある感じのギターポップにキーボードが入って遊びもあるようなものかな、と斜めに見てしまいがちで、引っ掛かりを覚えることなく過ぎ去ってしまうかなと思ってはいたのですが、最後から二曲目に演奏された「フレッシュゴーレム」が、あなたこういう曲好きよね、と誰かによって差し出されたかのようなものだったので、はいはいこういうの好きですよ、と応えてしまったので結局最後まで見てしまいました。綺麗なだけではない世界を持っているようで、チラシ配りから受けた印象とは全然違っていました。


ライブなのにほとんど運動していなかったので、行きかう人の間を縫って縫ってよけて小走りにeggmanへ行ってスタンプを押して、再びホテル街へ戻って時間を確認、開演ぎりぎりでした。


(SHIBUYA O-nest)
階段をのぼってフロアに入るとたくさんのお客さん。人気があるのだなあと見つめていたら間もなく始まって、人気の理由がよく分かりました。何よりライブが楽しい、その上お客さんと一緒になって楽しんでいるのが分かるから余計に楽しい、という相乗効果がありました。やさしい声に楽しい音楽、綺麗なコーラスに軽快なMC。自然と気分が上向きになってウキウキしました。コールアンドレスポンスもおもしろくて、ハートアタックにちなんで「アタックNo.1」も少し演奏されたり、笑顔あふれる空間でした。途中で抜けるはずだったのについつい最後まで見てしまいました。29日のカウントダウンにも出るということで、きっとたくさんの人を虜にすることでしょう。


もしこの後がなかったら見ようと思っていたもの。
箱庭の室内楽knock note alien→tae でした。