ゴースト・ソング

ゴースト・ソング

近所のツタヤでレンタル落ちが10円。はまるようでいて完全にははまらない、ちょっと何か違うかなと思いながらも聞いてしまう、不思議な距離感。徹底した世界が描かれると、閉じ込められた空気の濃さに息苦しくなってしまうのかもしれません。
ライブでは鍵盤が二人いて、サポートの森ゆにさんが演奏の仕方も含め感情を込めて音を発しているのに対し、大城さんは比較的無表情で機械的な音を出していて、その対照的な二つのものが打ち込みではなく生で繰り広げられていくのが面白くもありました。そして気になるのはベースの内垣さんで、この曲もベースラインが印象的ですがそれだけではなく一挙一動に目が離せなくなってしまいました。一定の距離感を持った上で、また見ることになるかもしれません。