嫌われ松子の一生 (上) (幻冬舎文庫)

嫌われ松子の一生 (上) (幻冬舎文庫)

待っている間に全部読みきるつもりが、上巻だけしか読了できませんでした。そして先に映画を見てしまったせいか、多少の違いがあっても頭の中に思い浮かぶのはそれぞれ役を演じた人たちで、科白を勝手に音声化してしまって困りました。ふんふんなるほどこういう展開があったのかとのめりこみながら、頭の中では友人の言葉がふっとよみがえっては消えていきました。その場さえ上手くいけば良いと思っていて、どうしてその後のことを考えないのか、馬鹿みたい。どちらかと言うと肩入れしてしまう私は、うーん手厳しいと下巻を手に、彼女の顔を見たくなりました。