七人の弔(とむらい) [DVD]

七人の弔(とむらい) [DVD]

一度レンタルして結局見ないままに返してしまったので再びチャレンジ。ダンカンさん脚本の『生きない』が明るい後ろ向きとでも言うのか、救えないことが描かれていてもスパッと割り切ってしまっている部分があって痛みを覚えながら頷いてしまった記憶があったので、彼が監督したら一体どんな作品に仕上がるのか楽しみでした。
子供たちの台詞回しに少しばかりハラハラしてしまいながらも温水さんは変わらず素敵に駄目なおじさんでいて、物足りないなと感じる部分もあったのですが出演しているダンカンさんの瞳の死に方にドキッとしてしまいました。『生きない』のように最後に仕掛けがあるのかなと思ってしまって勝手に想像して構えていたものの今回はそんなことはなく、そこで一方的に拍子抜けしてしまったのは悪い癖ということで納得させました。