TOKYO REAL-EYES presents LIVE SUPERNOVA Vol.12

気づいてみれば当選するのも四回目で、タバコもポメもリディムもこのイベントで出会ったのでした。お世話になっておりますJ-WAVEさん。今回は女性ボーカリストを集めた回で、曲をきちんと知っているのはNIRGILISぐらいかなと思っていたのですが、どうやらそうでもありませんでした。


榎本くるみ
仕事が終わらなかったので到着して割とすぐに終わってしまいました。後ろの方はぎゅうぎゅうで、彼女の歌う姿はまるで見えないので自分の目のこともあって静かにまぶたを閉じて耳をすませてみました。
腹式呼吸の歌い方をする人の、少しこもりぎみの声であってもイメージとしては透き通ったもので、女の子の気持ちが率直に歌われていました。きれいな声で、弾き語りとよく合っていてきちんと最初から聞きたかったなあ、とステージへと意識を向けていました。


山田タマル
彼女だけ名前もよくわからなかったので、どのような曲を歌うのかさっぱりだったのですが、一曲目で「ああ!」と納得、マキアージュのタイアップとなっているものを歌っているのが山田タマルさんでした。バンドを引き連れては初のライブということでもサポートの方々はどっしりと構えているので安心して演奏を聞くこともできて、様々な表情の曲が次々と流れていきました。榎本くるみさんが女の子なのに対して山田タマルさんは女の人、というイメージ。


NIRGILIS
スペ中にアッチュが出ていて音源もいくつか聞いたことはあったもののライブで見るのは初めてで、女の人のドラムも力強くアッチュの声もよく響いて激しいものでした。ドラムがステージ左寄りの横側に設置してあったため、ちょっと猫背、なんてことを思ったりしながら、外国のカバー曲(割と最近のものでどんなものなのかはわかるのに曲名とアーティスト名を度忘れ)や一度生で聞きたいと思っていた「真夜中のシュナイダー」や新曲なども披露してくれたので、割とおとなしいフロアでしたが十分に楽しむことができました。気取った感じなのかと思ったら結構あつくお客さんを盛り上げようともしていて、それでもイメージはガール、というよりガーリッシュ。さらにはワンマンの名前が「ニルガメッシュNiGHT」というのがなんとも。