そうなるとわかりつつも我慢できずに聞いたら一曲目からノックアウトされてしまって、余計にワンマンに行きたかったなあと思ってしまいました。前作よりひねくれ具合は薄れていて渦巻いているものも柔らかになっていて、歌詞も言葉遊びがありつつ永友さんのものとは違う要素が入ってきているので駄目な人は駄目なのかもしれませんが、その変化も楽しめてしまうほどに様々な遊びが入っていて何度も何度も繰り返してしまいました。
特に永友さんの声というか歌い方が曲によってまったく違っていて、「キミトベ」の張り上げるようなものもあるし「十五夜」では鼻にかかったようで少しの恥じらいを思わせるものになっていて、変幻自在な声にちょっとどきどきしてしまうほど。どこか夏のフェスで見られると良いなあ、なんてもうすぐ第三弾が発表される蝦夷へと気持ちが向かってしまいました。