先日に続いて水泳、水の中の世界は音が不思議に聞こえました。遮断しているかのようでも薄く誰かの声が聞こえて、背泳ぎをすると視界は開けているのに耳が水面に浸かっているからか、たぷたぷという水音が幻想的にも思えてきて、静寂とも何ともいえないその音がとても心地良くなりました。水で満たされた耳は敏感に泡を察知して、脳内に鳴っている音楽もいつの間にかなくなっていました。水の中の世界は鮮明なようで曖昧でいて、たまに境界線がわからなくなります。