LONG SEASON

LONG SEASON

ずっと止まらない脳内音楽に従って、気づけばこの曲をイヤフォンから流していました。一つの物語のようで、聞いていると別世界に連れていかれそう。悲しいとも切ないともむなしいとも違う、焦燥感のようなものを覚えて自然と歩く速度も早くなっていて、佐藤さんの声が聞こえると安心してなぜだか泣きそうにもなってしまいました。
この曲を先日のライブで聞いた時、まだ耳慣れていなかったせいかもしれませんが、途中で別のことを考えてしまったり、山崎まさよしさんがやることの意味について思いを巡らせてしまったり、ずっと立ちっぱなしだったことに疲れていた部分がありました。けれどあの日、あそこで聞いてから余計に気になってしまい、ふとした時にイントロ部分が頭の中に流れてくるようになりました。トリップするような錯覚、そんな麻薬のような要素がこの曲にはあるようです。