「RISING SUN ROCK FESTIVAL 2005」1st day

帰ってきてからのメモ。記憶が抜け落ちていくのでとりあえず、見てきたものとその印象を少しずつ記しておきたいと思います。


東京スカパラダイスオーケストラ
会場に着いたらすでに始まっていたスカパラ。聞いて踊りたくなるほど楽しかったのですが、THE PREDATORSが気になっていたので途中で移動してしまいました。そしてアーステントに移動すると、終了してしまったらしく人がわんさか戻ってきました。気になっていたのに見られず残念です。

RIP SLYME
グッズ売り場から戻ってきて、ちらりと見ながらライジングよりロッキンオン向きなのかもしれないなあと思いつつ、再び移動。

THE BAND HAS NO NAME
KING BROTHERSを見る予定だったことをすっかり忘れてアーステント。楽しそうに演奏するなあという印象を受けました。そしてブラックホールへ。

Comedy Club King Movie Theater 公開リハーサル
ここだけ狭い空間で、雨が結構降ってきたせいか割と人が入っていました。けれどリハーサルということで池田鉄洋さんと小林顕作さんから流れるゆるゆるとした空気が結構心地良くて、ふとしたらここにずっととどまってしまうかもしれないという危険性を感じたので、外へと出ました。

レミオロメン
ライブで見てみたいと思っていたバンド。雨が降る中だったからのか、アーステントは大賑わい。興味なさそうにしている人もいて、ちょっとなんだかなあという気分にもなりました。私はカッパを着つつ外から中の様子を眺めていたのですが、哀愁が漂う曲に引き込まれ、好きな曲風とは少し外れているのに、雨が止んだ直後に「雨上がり」を演奏してくれた時には思わず鳥肌が立って「うわあ」と盛り上がってしまいました。

DOPING PANDA
うろうろして戻ってくると、MCで天気を味方にしたレミオロメンをちょっとネタにしていました。途中で重大情報を知ってしまって猛ダッシュしてしまったので、ちゃんと曲を聞いてみたいです。

ハナレグミ
ダッシュの原因はハナレグミでした。ボヘミアンステージという、かなり離れたところでサプライズ的にライブをやっているという話を聞いて筋肉痛も心配せずにひたすら走りました。テントへ向かって走っていたので、よっぽどの忘れ物をした人だと思われていたかもしれません。
携帯からも報告しましたが、本当に、本当に、本当に良いライブでした。先日のサヨナラCOLORライブで生声を聞いて引き込まれていたところにこのサプライズ、ちょっと泣いてしまいました。離れたところであるが故に静かで、お客さんもそれぞれに聞き入っていて、虫の声も聞こえつつ、シャボン玉も舞いつつ、ここに来られたことに感謝しました。一日目のベストは文句なく、永積さんでした。

POLYSICS
デキシード・ザ・エモンズのライブは以前見て楽しかったので、どちらにしようか迷ったのですが、ライブではまだ一度も見たことのなかったポリシックスを優先させることにしました。というよりも本当はバナナマンの一回目のライブを見ようと思っていたのですが満員で並んでも入れない状況だったので、アーステントへとがつがつ入っていきました。
中はとても盛り上がっていて、聞いたことのある曲でもない曲でも身体を動かしながら聞くのが楽しく、ハヤシさんの生顔を拝めて「おお」と意外な印象を受けました。

電気グルーヴ×スチャダラパー
始まる前からぎゅうぎゅうで、隣の人の汗がしたたってくるぐらいの盛況ぶり。サマソニのプレパーティーに行けなかったのでこれは絶対に見ないと、と思っていたおじさんたちは期待を裏切らずおバカで陽気でハッピーでした。みんなで聖☆おじさんを合唱したり、アニと瀧の戦いを楽しんだり、ゆるいかと思いきやぎゅっとtwillightでしめたりして、とても楽しかったです。なぜかJ・O・D……ためて、AN!というジョーダンズのネタらしきものをやってSDPDDに繋げたりしつつ、私も頭からっぽにしてジョーダンズネタをやっていました。最後に笠をかぶって登場し、普通のおじさんに戻ります宣言をしました。本当に終わってしまうのが残念で、サプライズ的な曲もやって欲しいなあと物足りなさを感じてしまうぐらいあつい空気でした。

バナナマン
アーステントのそばにあるブラックホールには、電気スチャダラから流れたとおぼしき人が大勢いて、でも中に入れずにあぶれていて、係員の人がアナウンスに大変そうでした。ブラックホールは小屋となっているのでどこかから見ることもできなくて、例え見ようとしても怒られてしまうので、来年やる時にはモニターを外にくっつけたら良いんじゃないのかなあ、と思ったりもしました。せっかくあんなに人が集まっているのに見られないなんてもったいないし、野外イベントなのだから外で見る楽しみがあってもいいんじゃないのかな、なんてことも考えました。それぐらいの人気ぶり。
雨が強くなってきて、黒幕の向こう側から日村さんのものまねが聞こえてきて表情を想像したりして辛抱強く待っていたら、出てきた人の分だけ中へ入れてくれるようになり、残っている人はわずかだったので、最後の方で入ることができました。北海道のバナナマン、営業用のネタをやるのだとばかり思っていたら、フリートークな感じで、さらっとゲームセンターのネタに入っていました。お客さんの中から希望者を募ってやらせて、成功したらグッズをあげるというサービスもしていて単独とはまた違った楽しみ方ができました。

BRAHMAN
ご飯を食べてサンステージへ戻って、シートを探しながらだったのできちんと聞けませんでした。通し券だったのでこの後のも見られたのですが、バスの時間があったので泣く泣く海上をあとにしました。とっても熱いScoobie Doのステージを見たかったので、なるべくそのことは考えないようにしていました。


☆雨のせいかアーステントにほとんどいました。けれどテントの中に入ったわけでもなくて、ぶらぶらと会場を渡り歩いていたような気がします。それに何よりハナレグミの印象が強すぎて、どうしてしまったんだろうと思うぐらい永積さんの声が好きになってしまいました。あの雨の残り香がある場所で透き通る声を聞かされたらたまったものではありません。