「TOKYO REAL-EYES presents LIVE SUPERNOVA Vol.4」*8

到着していた葉書に驚き、応募していたことさえ忘れていたので二度驚きました。気になっている人たちのライブに無料で行けるなんて贅沢、滅多にありません。


POMERANIANS
スウィートラブシャワーの先行電話をかけていたため、開演してから入場すると、割とポップめで透き通った声を乗せた曲が聞こえてきました。初めてのO-NESTは結構せまくて良い感じの熱気がこもっていました。
最初はポップすぎるかなと思ったりしたのですがボーカルの声に特徴があって、ちょっとフィッシュマンズを連想させる雰囲気でした。「ポポポポポメラニアーンズ」や「ロック!ロック!」とお客さんと一体になって盛り上がっている姿を見て、初めてだったのであまり入り込めず、でも好きになりそうな予感がしました。PAの近くにいて、スタッフらしき人々が彼らのライブが終わった後に「これでライジングサン大丈夫かね」と言っていたのも聞こえて、時間があれば見てみようという気にもなりました。
後日ポメラニアンズのサイトを見てみたら、公式サイト*1

メンバーは4人。 フィッシュマンズから譲氏(現ポラリス)が脱退した後釜ベーシストとして候補に挙がったものの、母体の解体により加入することがなかった腕利きベーシスト・村上和正。 19(現3B LAB☆)のアルバム等にレコーディングで参加していたギタリスト・松本光由。 現役青学生の最年少ドラマー・伊藤勇気。 鍵盤弾き・アレンジャーとしても評価が高く、現在もジャニーズJrや他アーティストへの楽曲提供やトラック作成をこなし、クラブシーンでも鍵盤をプレーしているVo&Key・河原崎亙。
そんな4人の安らぐビートと心地よいメロディーで、下北沢を中心にライブ活動を展開中!!

という表記があってちょっとびっくり。まだ若さを感じさせるライブでしたが、曲調が好きでした。


tabaccojuice
daimasの日記スペシャルに出演する彼らのライブを一回見てみたいと思っていて無事見る機会に恵まれたことに感謝。ピースを感じさせるポメラニアンズとはがらっと変わった空気感を醸し出すバンドで、静かなのにぐぐっと聞いているものをあつくさせる、青い炎のような印象を受けました。内に秘める強さが歌詞にも込められているようなので、じっくりCDでも聞いてみたくなりました。どこか危うさを感じさせるところに、引き込まれてしまいそうです。


Jackson vibe
以前スペ中の学園祭で見た時にはスクービードゥーの印象が強すぎてあまり記憶になかったのですが、彼らもまた盛り上げ上手のバンドでした。音に乗るだけで楽しくて、グローバーがお客さんのテンションを一気に上げて、どうせメジャー路線のバンドだろうといった斜めな視線さえもぐらりとゆるがせてしまうぐらい熱かったです。とてもとても楽しくて、ワンマンもまた楽しいんだろうなあ、と行きたくなってしまいました。アンコールしたくなる気持ちもよくわかって、いつの間にか手を叩いて掲げていました。


3バンドともカラーが違って、こんな素晴らしいイベントを無料で楽しめるなんて!とあまり聞くことのないJ-WAVEに感謝しました。このイベントを企画した「TOKYO REAL-EYES」*2という番組も聞きたくなり、しかもその週の放送でロッキンオンにて収録したELLEGARDENの独占インタビューを流すという話も聞いて興味を引かれまくっていたのですが、あいにくその時は北海道にいるから無理だとあきらめました。しかしこのイベント、前回はシークレットでプレデターズも出たらしく、なかなかに目が離せません。