オープニングのキャスト紹介があって思わず身を乗り出してしまいました。設定としてはありがちなのかもしれませんが、感情移入しやすいように作ってあって、人間の欲の部分もきちっと描いてあったので話にのめりこんでいました。今までの作品に比べて作品が描いている規模が大きすぎず、身近なものにしてあったので、受け入れやすかったのかもしれません。脚本がここから久馬さんから変わっていると後で知り、どちらもそれぞれ個性はあるけれど、楽しい中に人間の暗部をちらりと覗かせたいのは似ているところなのかもしれないという結論にいきあたりました。

ちなみにこの作品を見て、やっぱりゴエさんはどの作品でもゴエさんだなあと再確認し、鈴木さんは童顔なので普通に高校生にも見えるし30代にも見えるし不思議な人だなあと思ったりしました。