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- 出版社/メーカー: ポニーキャニオン
- 発売日: 2005/01/19
- メディア: DVD
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作品名からは勝手に『猫が行方不明』を連想していて、そんな感じなのかなあと思っていたら大違い、女の子の群像ものでした。高校を卒業した五人の女の子それぞれにキャラがあって、なかなか社会を受け入れられないところや、友達との距離を感じるところなど、見ていてとても現実味がありました。日本でも普通に受け入れられそう、というかヨーロッパものの群像劇よりも実感を持って見られそう。私は双子ちゃんのキャラがかなり気に入ってしまって、知り合いの子に似ているので余計ににやにやしてしまいました。
特典映像でぺ・ドゥナのインタビューが入っていたのですが、四年前の作品ということもあってかかなり大人になっていて驚きました。髪が伸びただけでこんなにも印象が変わるものなのか、と女の人の不思議を体感。『リンダ リンダ リンダ』では高校生役をやっている彼女も現在は25歳ということで、髪型と演技で年齢を自在に操れる女優さんをすごいと、いまさらながらに感じました。個人的には彼女は短い時の方が好きです。そして予告編を見ていて思ったのですが、本編では使われていなかった映像が流れていませんでしたか? 私が意識をうっかり別のところへ飛ばしていただけなのかもしれませんが、ちょっと気になるシーンだったので繋げて見たくなりました。