「パレード」

六本木でのイベントはちょっと私には格が高いかもと思い、こちらのイベントに参加することにしました。新宿歌舞伎町を一人でふらふらしているとホストクラブのお兄さんたちに声をかけられて怖い怖い。東京は恐ろしいところだと思いつつ、チオビタ飲んで地下へともぐりこみました。
知ってる曲でも知らない曲でも自然と体が動いてしまうのは心が反応しているからなのでしょうか。アルコールが入っているということもあって、えらく楽しい時間を過ごせました。人口密度もそれほど高くなくて、DJ方もフロアで一緒になって盛り上げたり、それを見てこっちまで盛り上がってしまったり。隣の方が話し掛けてくださってちょっと交流ができたことも楽しめた理由の一つです。
キングの高橋さんのぐだぐだっぷりがたまらなくて、お客さんが少し引いてしまっているようなところもまたナイス! と心の中で持ってかれまくりでした。DJごとにそれぞれのカラーがあって、パフォーマンスもそれぞれで見て聞いて味わえました。フロアでものりのりのダブルオー植木さんの姿を見かけては、元気をもらったり。エレキやついさんはトリで、「ノースリーブ」ももちろん、もしかしたらかけてくれるかもと期待していた中村一義さんの曲は私も大好きな「1.2.3」で、ああ、もう彼がからむイベントにはことごとく行こうと思ってしまうぐらいしあわせな時間でした。
五時をすぎてもまだまだ終わらず、最後はカラオケ大会になって、中学生のような下ネタを合唱するだけなのに大いに笑いました。「愛し愛されて生きるのさ」や「夏祭り」、「仮面舞踏会」「One Night Carnival」などなど、だらだらとしながら名残惜しい気持ちがいっぱいで、結局一番最後はおニャン子の「じゃあね」をかけていました。時計を見たら半を越えていて、くたくたになりながらも夢見心地でした。