「exPoP!!!!! volume40」

月に一度のお楽しみ。タワレコでまりんの新譜を試聴していたら時間を忘れてしまい、最初から見られませんでした。The New Houseはやんちゃしている感じで危ういところもありつつ面白かったので、少ししか見られなくて残念です。


あなた、どうして
なんだかもう、すごかった! 小さなラッパみたいなものの音を最初ずっとループさせていて、そこにアップライトベースが這い回ってかわいたガットギターの音が入り込んで、声が絡みついてきて不思議なグルーヴが生まれていました。歌はラップとポエトリーリーディングの間で、歌詞と詩が上手く混ざり合っているような印象がありました。聞いている時に気づかなかったのですが、ランタンパレードをもっと土くさくしたような感じで、どちらも好きです。フロアの熱量もだんだんと上がっていって、もっと見たくなりました。


Clean Of Core
前に見たことがあったような、と思って調べてみたら過去に三回も見ていました。それなのに強い印象が残っていないというのは、今回見てみて枠を感じてしまったからなのかもしれません。音が増幅していって情景が描き出されているのはわかるのですが、こちらを巻き込むまでには至っていないというか、狂った要素が少し足りないかな、という偉そうなことを思ってしまったのは、あなた、どうしてをまだ引きずっていたからなのでしょう。


COMA*
映像付きでパーティー感のある、楽しい気持ちで揺れることのできる音でした。安心して身を委ねられるので、フェスというか野外でも聞いてみたいです。


ホテルニュートーキョー
やっと見られた! そしてステージには九人! どんな編成か知らなかったので、その豪華さにまずは驚いてしまいました。もちろん音も豪華で、サックス×2とトランペットが入っているため哀愁要素もたっぷり。スケールが大きく、もっと大きな会場でも聞きたくなって、長丁場で身体がへとへとだったことだけが残念です。最近の曲を聞けていなかったのですが、初めてのものでもそれぞれの楽器の音が世界に彩りを加えてくれるので情景を思い浮かべやすく、「ガウディの憂鬱」も聞けたので一人むふふと笑ってしまいました。アンコールの頃には十一時を過ぎていたのですぐに出てきてくれて、電車の時間を気にしながらも最後まで聞けました。余韻の残る感じで良かったです。


毎度毎度ありがとうございますとこのイベントにはお礼を言いながら、来月もまた楽しみにしています。なぜなら次回には、イベントに行けなかったPBLが出るからです。